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一度歩いた道は目をつぶってもだいたい歩ける


◆大富豪ファミリーから受けたレクチャー

大富豪のもとにやってくる人はたくさんいて、
ビジネスの相談や、人生相談、MLMの勧誘(浅はかな・・・)など目的は様々でした。

そして、そこで仲良くなったり、
気づけばなんだかこの人だいたいいつも来てるなっていうメンバーが揃ったときに、15~20人くらいで旅行にいくことになって、
海の近くまで2泊3日で行きました。

旅行かと思いきや、行った先で人生についてのレクチャーが組まれていました。 
みんなでひたすらバーベキューして食べきれないほど食べて(笑)

その後に砂浜でレクレーションして、ってこの辺りまでは普通にイメージのつくグループ旅行じゃないですか?

ここからです。違ったのは。。。

よーいドン!の合図で、20メートルくらいの砂浜をかけっこして、
上位3名だけ抜けられて、またよーいドン!また上位3名抜けて
またよーいドン!って、永遠にかけっこでした。

私は足が速くなかったし、この最後の最後までかけっこチームに残っていました。
それから、ペアになってどちらかおんぶして走るとか、
これも上位〇名は抜けていい、って永遠と。。。

この時よかったのは、私は女性だったのと、女性の中でも体重が軽いほうだったので、背負う側でなく、背負われる側だったことです。

この時ほど、軽くてよかったなと思ったときはないかもです。

ホテルに戻る時には、まともに歩けないくらい脚がパンパンで、
膝が笑うってこんな感覚のことを言うんだって体験しました。

◆人が恐怖や不安を感じるのはどうしてか

夜になったら夜になったで、食事の後、またみんなで集まって、海までお散歩に出かけました。

でもこれもレクチャーの一つで。

綺麗な夜空を見るんだ~♪みたいな感じで行ったら、暗闇の冒険が待っていました。

その場所は、以前もスタッフ側は行ったことがある場所で、
どういう風になっているのか?を知った上で、安全ポジション目印になる「人」をおいてくれて、

初めて行く人たちがそこを暗闇の中、グループで歩いて、
ゴールまでたどり着くっていうゲームみたいな感じです。

この時、私はものすごく不安でした。

海のそばで、波の音が聞こえるけど真っ暗で、
地図もなくグループの人は私と同じ初めて一緒に行く人で不安と恐怖で一杯でした。

人が恐怖や不安を感じる時というのは

①生存本能(生き残れるかどうか?わからない)
②不確実性(未来に何が起こるかわからないことや、コントロールできないこと)
③過去のトラウマ(過去の嫌な経験)
④社会的影響(社会からの重圧など)
⑤生活上のストレス(日常生活のプレッシャー)


これらを感じる時に恐怖や不安を感じるそうです。

今回で言うと、①~③が当てはまるのかなと思います。

大人になっていろいろな場面で恐怖を感じてきたはずですが、
こんなに怖いと思いながら歩いた道はなかったなと記憶しています。

◆その経験をどちらに結びつけて発動させるか?が大事

いくつかのグループがみな、決められたゴールまでたどり着き、
仲間の一体感みたいなものもありました。

ゴールについてから皆が口にしていたのは、「怖かったね~」ということでした。
でも、その怖さを体験しながら、皆それをクリアしたのです。

明かりのない夜道を、波の音だけ聞きながら歩いたことはもしかしたらもう二度と経験できないことかもしれません。

私は本当に貴重な経験をさせてもらいました。

砂浜にみんなで寝転がって、綺麗な星空を見ていたら、
今までの自分の悩みや、ささいな嫌なこと、
誰かがどうしたとか、あの時はどうだったとか・・・、
そんなこともうどうでもいい話って、
本当にちっぽけなことで悩んでいたことがばかばかしくなりました。

私はあの暗い夜道を歩けたんだから!っていう自信や、
今まで何があったとしても、今こうやって生きていて
こんな綺麗な星を見ることが出来て、
こんな素晴らしい人生を歩めているなんて最高じゃないか。
って思えました。

もし私が、怖かった思いをただの怖かった出来事とだけ結びつけていたら、今後似たような場面に出くわした時、一歩も踏み出せないと思います。

でも、この時、私には克服した実感があったので、
今後、恐怖を感じることがあっても、
あの時出来たんだから・・・って出来たことに結びつけて、
踏み出すことができると理解
しました。

◆ちょっとの経験が「自信」になって「発言」になる

翌朝、前日夜に歩いた、あの怖かった道を、
みんなで確認するお散歩をしました。

そしたら、ただの草がちょっと生い茂っている小道で、
その草だって別に先を見えなくさせるようなものでもなく、
なんてことのないただの小道だったのです。

拍子抜けしてしまいました。

昨日の夜に味わったあの恐怖はなんだったのだろう?
とますます、馬鹿らしくなって、みんなで笑ってしまいました。

もちろん、私だけでなく、一緒に恐怖を感じながら歩いたみんな同じように思っていました。

大富豪からのレクチャーの内容は

『恐怖と思っていることは、一度経験してしまえば恐怖ではなくなるよ』

『あなたが、恐怖に対して結びつけている過去があるから動けなくなる』

『でも今、できたっていう自信があるから、もうこれから目の前の恐怖に自信を結びつけることができるでしょ。』

というものでした。

それを言葉でなく体験で習得させてくれたことに、私は心から感謝しています。

できたことの『自信』が持てるようになると、自信を持ち合わせた発言をし始めます。

発言は言葉ですから、言葉はまた未来を引き寄せます。

乗り越えた=できた=これからもできる!(発言)→現実化する
という流れです。

みな、自転車に乗れるようになるまでは、怖さがあったのに、
一度乗れるようになってしまうと怖さもなければ
乗れなくなることもできません。

一度乗り越えたことはもう戻らないということですね。

◆百聞は一見に如かず  これ以上の効果あり

不安だけどやってみたいこと、あなたにもあると思います。

人間の体をもらっていて、命があって、
この人生でやってみたいって思うこと、
ちょっとの勇気があればできることがきっとあります。

そのやってみたいことは、いくらネットで検索しても、一度の体験には及びません

やってみたいことをリストアップして、是非小さなことから体験していってください。

引き寄せは、棚ぼた的なイメージがあるかもしれませんが、
明らかにあなた自身の行動が必要です。
リストアップして、何からできそうか?考えることも立派な行動です。

そして、出来そうな小さなことから始めることも行動です。
行動するから、それが体験できて、実現するわけです。

百聞は一見にしかずと言いますが、
ネット上で、何度見るより一度の体験が勝るに決まっています。

是非、今日、リストを作り始めてくださいね。

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