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ウユニ塩湖で写真撮影を成功させるヒント25選/天気、季節、プロカメラマン直伝のトリックアートや動画アイデア【2024年最新】

憧れのウユニ塩湖へ2024年2月に家族で旅行してきました。
夢にまで見た「天空の鏡」を目にした時の感動は言葉にならず、しばらくはずっと涙ぐんでいました。

ウユニ塩湖の旅の大きなポイントの一つは、やはり「写真」!
世界中からの旅行者が、国籍年齢問わず楽しそうにはしゃぎながら撮影しあっている姿も、心に残っている光景のひとつです。

そこでウユニ塩湖の旅レポート第一弾は、写真&動画撮影のヒントを25個、まとめてみました!
間近で見たプロカメラマンさん直伝のワザやアイデア、そして素敵な写真を撮るために必須の天候条件のポイントについてもお伝えします。


「天空の鏡」と「塩の大地」でしか撮影できない一枚を!

①大きく分けて2種類の写真が撮れる

ウユニ塩湖の季節は大きく2つ、雨季と乾季に分かれます。

雨季は塩原の表面に水が張って「天空の鏡」と呼ばれる美しい水面が現れ、空や景色が映りこむ幻想的な写真を撮影することができます。

一方乾季は天気が良く、乾いた真っ白な塩の大地が広がります。
ウユニ塩湖は世界一大きな平面と言われており遠近感がないため、青空をバックに「トリックアート写真」として人気を集める不思議な写真を撮影することができます。

②「天空の鏡」が見られる雨季は1〜4月

日本人に人気の「天空の鏡」が見られる「雨季」は1〜4月で、ガイドさんによると特に3月末ごろがおすすめなのだとか。まだ水も残っているけれど、雨も少なくなり晴れの日が増えるため、良い条件で写真を撮れる可能性が高いとのことでした。

ちなみにこの時期、4ヶ月で1万4000人の日本人観光客が訪れるのだとか!
ウェディングフォトのために遠路はるばるやって来る方も少なくないそうです。

③服装はカラフルがおすすめ!現地のポンチョなども人気

天空の鏡への映り込みや白い大地に映えるのがカラフルな衣装。
あらかじめ好きな衣装や小物を用意していくと写真の完成度がアップします!

私はカラフルなスカートを着用。そしてちょうど誕生日だったので、HappyBirthdayと書かれたカチューシャを持参し家族写真を撮っていただき、忘れられない想い出になりました。

ウユニ塩湖に映えると人気なのがアンデス風のポンチョやテンガロンハット。経由地ラ・パス(観光情報はまた別途書きます!)でも購入できるので、旅程によっては現地ボリビアで買うのもおすすめです。
グループで衣装を揃えた団体なども見かけ、気合いの入りようが素敵でした!

ウユニ塩湖での写真撮影ポイント!カメラマン直伝アイデアも

今回担当してくださったガイドさんはラッキーなことにカメラマンでもあり、ウェディングフォト撮影などもされている方。私たちだけでは思いつかなかったような素晴らしい写真・動画を撮っていただきました。

また、近年人気なのが鏡張りを活かした動画撮影
プロのアイデアや、実際に撮影した写真・動画を交えつつ、ウユニ塩湖撮影のヒントをご紹介します!

④絶対やってほしい!ジャンプ写真

掛け声をかけて全員でタイミングを合わせること、そして飛ぶ時に膝を曲げ手を大きく上げると、より高く飛んでいるように見えて躍動感が出ます。

⑤4WDの上に乗る

ガイドブックなどで見て息子が憧れていたシチュエーション。あまりに気持ちよさそう&かっこよかったため、結果的には私も僕もと家族全員かわるがわる、撮影していただきました笑

屋根の上からの景色も素晴らしかったです!

⑥ポーズを決める場合は動きを大きく!

いろいろ撮影した中で感じたのは、動きを大きくすること。

空を仰いで、両手を広げてたり、バンザイしたり…お気に入りのポーズは、バレエを習っている娘のアラベスクポーズ。

⑦反転人文字!大人数ならではの面白さ

前赴任地ブラジルからツアー旅行されていた、子どもたちの同級生ご家族のお友達と偶然再会。
記念の意味も込めて、人数が多いからこそ楽しめる人文字を作りました。他にも、3人以上で組体操のように扇形を作るポーズも人気です。

⑧ウユニ塩湖の壮大さが伝わる、引きの写真

思い思いに立っていたり歩いていたりという自然体の様子を、ちょっと引いた視点から撮影した写真も好きでした。
月並みな表現ですが…圧倒的な大自然を前に、自分たち人間の小ささと尊さを同時に感じました。

⑨水晶玉に絶景を閉じ込める

ガイドブックで見て憧れたアイデア。
私は水晶玉ではなく、お気に入りのガラスの地球儀を使いました。
ウユニ前後に立ち寄ったラ・パスで買ったおまじないの小瓶も思い出に撮影。

⑩夕日をバックに、かっこよく

夕日を背景にした写真は、どんなポーズもまるでポスターのような雰囲気に。
人気漫画「ワンピース」のポーズが一番のお気に入りです。

私たちが見た夕焼けは雲も多く完璧ではなかったかもしれませんが、空の色や様子が刻々と変わっていき、とてもロマンティックでした。

⑪天空の鏡を活かした上下反転ムービー

ぜひトライしていただきたいのが、上下を反転させる動画。
鏡張りの絶景の中をゆっくり歩いているところを撮影しながらカメラを上下反転させると、本物の自分と湖面に映り込む自分が逆転する不思議で幻想的な映像に。思わず家族全員分撮っていただきました(笑)

静止画だとわかりづらいですが…

歩くと難しいので、直立している状態でカメラを回すだけでも、空に浮いているような素敵な写真が撮れるそうです!

⑫忘れられないかっこよさ、タイムラプス

車で周りをぐるぐる回って撮影してもらいました!

早送りのような、長い時間をぎゅっと凝縮した動画を撮影できるタイムラプス(低速度撮影)。私はこれまで自分で使ったことがなく、完成した動画を見た時は家族一同大興奮!

⑪⑫の動画はInstagramにあげているので、プロカメラマンによる動画撮影、よかったらぜひ参考にされてみてください!

Instagramアカウント @halna212

⑬トリックアート写真は乾いた塩の大地で

世界一広い平らな大地で遠近感がなくなることを活かして撮影するトリックアート。
トリックアートに関しては、湖面に映り込んでしまう鏡張りではなく、塩の大地での撮影がおすすめ。
アイデアとちょっとした小道具があれば、印象的で面白い写真を簡単に撮ることができます!

⑭スマホ利用&撮影者は地面に寝っ転がって撮影

トリックアートの場合は、レンズの位置を地面ギリギリにできるスマートフォンがおすすめ。そして撮影者は地面に寝っ転がるのがポイント!
塩まみれにならないために、シートなどを持参しましょう。

⑮定番・恐竜に食べられちゃう!

⑯定番・手乗り

こちらは鏡張りで撮影したので、手乗り息子の影が映ってしまっていますがご愛敬(笑)

⑰コーラの上でバランス!

⑱コップの中からこんにちは

現在アルゼンチン在住の私たちは、マテ茶のカップから登場!
グラスの中に閉じ込められた風のショットや、プリングルスの空き箱に入るなども人気のアイデアです。

⑲調味料のボトルに腰掛ける

カメラマンさんに教えていただいたこちらのアイデア、完成写真を見ると本当にボトルに腰掛けているように見えて家族一同大感激!
撮影される2人は、カメラマンから見て手前の足を90度に曲げ、片足立ちをしています。

⑳撃たれちゃう!食べられちゃう!

息子が是非撮影したかったこちらのアイデア。なかなか上手に撮影できました。

㉑人が人をつまみ上げる

今回一番時間がかかったのがこちらの写真。つまみ上げられている娘はジャンプしています。
息子の指の隙間と頭がピッタリ合うようにするのが至難の業で、上手に撮影できたのはガイドさんのおかげ!

㉒踏んづけちゃうぞ〜

㉓現地で小道具貸し出し&撮影をしてくれるお店も

人気撮影スポットの1つとなっているのが、世界一過酷なモータースポーツ競技「ダカール・ラリー」のモニュメントや、「最初にできた塩のホテル」跡地の休憩所、世界中の国旗が集まる場所。
その近くには、撮影用のおもちゃや小道具を貸し出し、トリックアートも撮ってくれる露店(?)が何店舗か並んでいました。利用してみるのも一つの手かもしれません。

㉔「天気の移り変わりが激しい」を肝に銘じること!

雨が降らないと水が足りず「鏡張り」の湖ができない。
水があっても風が強いと、湖面が波立って綺麗に映り込まない。
雨や雲が多すぎると、朝日や夕日、星空が見えない。

聞いてはいましたが、想像以上に天気の移り変わりが激しかったウユニ。
晴れていたと思ったら急に空がグレーになり雨が降る。寒くてじっとしていられないほどの風が吹く。……と思ったら、風が止み、日がさすと汗ばむほどの気温に。

特に雨季は雨が多いため、4日間いたのに4日とも雨だった、でもそれも仕方がないのが雨季、という話も聞きました。
よくメディアで見かけるような美しい写真を取るためには、さまざまな条件が重なることが必要で、カメラマンの方などは1ヶ月以上滞在することが普通なのだとか。

㉕良いガイドさんに巡り合うこと

天気の移り変わりが激しく、日によって水の張っている場所も変化し、観光客は方向感覚がわからなくなるほど真っ平らな土地。
撮影の技術も大切ですが、その日その時の状況に応じてどこに連れて行くか、ガイドさんの知識と経験によって旅の満足度が大きく左右されると感じました。

ただでさえ遠い南米、予算も限られていると思いますが、安全で楽しい旅にするためにも、きちんとしたガイドさんを探すことは大切だと感じています。

********

あまりの美しさ、一生忘れられない光景。未だに、あの素晴らしい景色の中に自分が存在したことが信じられません。

「世界一の絶景」とも言われるウユニ塩湖。
訪れた方が楽しい時間を過ごし、素敵な写真を撮影するために、私たちのアイデアが少しでも役に立ったら嬉しいです!

興奮冷めやらず、帰りの空港から書き始めたこのnote。飛行機の大幅な遅延で思った以上に捗ってしまいました笑
ウユニ塩湖旅行の準備や旅行中のポイントは、次回以降に続きます!

LEE連載でもレポート記事が公開に!(2024年3月10日追記)

興奮冷めやらず帰りの飛行機で書いたこちらの写真撮影のポイントについてのnote、注目記事に取り上げられるなど、温かな感想をたくさんいただいています。ありがとうございます!!

今後、準備のポイントやおすすめの観光スポットなど、具体的な情報もまとめて行きたいと思っていますが、まずはLEE連載でもレポートさせていただきました!


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