身体を思うように動かすことができない独居高齢女性（要介護２）が介護支援サービス等を受けて自宅で生活をしている例です

数年前にお会いした方です。
自宅外への外出は月に一回程度とのこと。
頭脳明晰な素敵な女性で、
とても会話が弾んだ思い出があります。

分譲マンションにてひとり暮らし。
年金での生活。

身体を思うように動かすことができないので、
平日は毎日、朝から夕方まで訪問介護のサービスを
介護保険にて利用。

食事の買い出し・準備などの「生活支援サービス」を主に受け、
入浴介助の「身体介護」の回数は少なかった様子。
訪問介護事業所は２箇所を併用。
ゴミ出しは行政のサービスを利用。

土曜日は自費での介護サービスを依頼したい
と、お話をされていました。

平日、ほぼフルにサービスを受け、
介護保険でのサービスは１割負担で当時月額約２万円台程度。

平均的な老人ホームに入るよりも、
はるかに軽い費用負担であることに驚きをおぼえました。
（生活支援サービスが大半だったからかもしれません）

医療依存度はほぼゼロであった為、
受診回数は驚くほど少なく、
自宅での生活を楽しんでいらっしゃるようでした。

在宅の介護サービスを上手に活用することができれば、
身寄りがない独居で身体を思うように動かすことができない方も、
自宅での生活も可能でありうることを知りました。

介護サービスには、さまざまな選択肢があるので、
自分が希望する生活の在り方を、
元気なうちから調べて考えておくことが大切かと思います。

我が家は、念のため、民間の介護保険も加入しています。

下記は、2023年5月27日に掲載した
軽費老人ホーム（ケアハウス）に関する記事です（参考まで）。