娘のBFが　1年浪人の末、本日　東京藝大彫刻科に受かりました。

彼は　10代の頃からうちに入り浸っていた時もあって、寝食をともにしていた事もあったので　本当に本当に、嬉しいです。

1昨年の　ひと夏なんかはほとんど我が家に居た気がします。笑

彼はいつも夢を語っていました。

アーティストとして、一流になりたいと。それには一流の先生について芸術を学びたい、とのことでした。

彼のプライマリーが叶ったのは　彼は自分自身出来ると信じてきたから。
そして、それ相応の努力もしてきたからだと思います。もちろん才能もあったのでしょう。

私も修行中で、近く新しい仕事を立ち上げるつもりだったので　良く夢についてお互い語りました。

その後、娘が海外の大学に留学し成田まで一緒に見送りに行った時のことをすごく覚えてます。

私も娘も彼も皆んなが違う切なさを抱えて送り出しました。
その時彼は、何者でもない浪人生でした。
娘も何者でもない留学生で。

帰りの車で、行っちゃったね。
俺も頑張りきるよ。そう言ってました。

そのあとにも、時折　私にくれた、数々の手紙を取ってあります。

彼は、真摯で　自由で。
でもちゃんと、コンプレックスを周りに伝え、しっかり自分で受け止めていた。すごくすごく頭の良い青年でした。

とても大人で、少し早く成長してしまったのが周りにも本人にも分かっていました。

高校は16歳からとうに行かなくなって
バイトしながら、予備校に通っていました。
大検は16歳で取ってしまったそうです。

その後、彼はコンプレックスをも超えて　自分自身と繋がったのでしょう。

ある夏の日、予備校からバイトに行って　深夜にうちに来たことがあります。
さぞかしお腹が空いてるでしょうに、と思い、何か作ろうか？と言ったら

胸がいっぱいだから大丈夫！ありがとう
と言われたのを覚えてます。

バイトでヘトヘト、寝不足で疲れていても彼は、夢を追いかけて胸がいっぱいだったんです！

なんて素敵だろう
こんなふうに夢を追っかけたい。

彼の努力を私は知ってるので
全てが、望むだけで　夢叶うとは思いません。

心から本当に望めば　人は動くし努力する。その努力は　辛くないんです。
努力とも思わず、楽しいものでさえあるのかもしれません。そんな時に、夢って確実に、現実に来る。

叶わないかも、、と　もしも一歩でも動けないなら　それは本当の願望ではないと思うんです。

想念が自分の未来を創り出すので　叶うと思い、それに応じた行動をする事が大切なんだと思います。　

私としては大切に思い、応援していた子なので、何も出来てませんが純粋に嬉しいです。知らせをいただいて、ちょっと鳥肌がたちました。

昨日、ヒプノセラピーを受けました。その、詳細はまた記事にするとします。

色んな繋がりがあって、大切な人が　なりたい自分になってゆくのを見るのは　自分の事のように誇らしく思ったり、私も勇気をいただいたり

本当に有難い毎日です。

今日の曲は彼の好きだった曲です。