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『世界は経営でできている 』

仕事、家庭、恋愛、勉強、老後・・・、人生がうまくいかないのには理由があります。経営と無関係なことに経営を見出すことで、世界観が変わることを教えてくれるのが、東大初の経営学博士が書いた『一生モノの思考法』です。

この本は3つの主張から成り立っています。
1 本当は誰もが人生を経営しているのにそれに気付いている人は少ない。
2 誤った経営概念によって人生に不条理・不合理がもたらされている。
3 誰もが本来の経営概念に立ち返らないと個人も社会も豊かにならない。

「結論を先取りすれば、本来の経営は『価値創造(=他者と自分を同時に幸せにすること)という究極の目的に向かい、中間目標と手段の本質・意義・有効性を問い直し、究極の目的の実現を妨げる対立を解消して、豊かな共同体を創り上げること』だ。この経営概念の下では誰もが人生を経営する当事者となる。幸せを求めない人間も、生まれてから死ぬまで一切他者と関わらない人間も存在しないからだ。他者から何かを奪って自分だけが幸せになることも、自分を疲弊させながら他者のために生きるのも、どちらも間違いである。『倫』理的な間違いではなく『論』理的な間違いだ」
――「はじめに:日常は経営でできている」より


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