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『世界のお金持ちが実践するお金の増やし方』 高橋ダン 著 


この本では、資産1億円以上を手に入れるための4つのステップが説明されています。

「お金持ちになるには何が必要なのか」
「お金持ちはどうやってお金を増やしているのか」
「手間のかからないお金の増やし方というものは世の中にあるのか」
このように、たくさんの人がお金持ちになりたいと思っていますが、実際にお金持ちになれる人はごく僅かしかいないのが現実です。だからと言って、お金持ちにはなれないというわけではありません。著者によると、お金の知識と情熱を長期間持ち続ければ、誰でもお金持ちになれるチャンスがあります。

この本では、世界のお金持ちが実践している方程式がたくさん紹介されています。お金持ちになるための最初のステップは支出を3つに分けることです。

アメリカの株式市場は年10%で成長しています。毎月1万円をこの成長率で積立投資していけば25年間で1000万円に増やせることになります。この事実を知れば、誰でもすぐに積立投資を始めようと思うに違いありません。

毎月の積立投資資金を確保するためには支出を、 住居費、生活費、その他の3つに分けます。このうちの住居費と生活費は必要な支出ですから節約はできませんので、その他の支出からできるだけ多くの金額を投資に回すことが大事になります。 その他の支出とは、自分が楽しむために使っているお金です。これは我慢が必要で大変なことです。しかしお金持ちになりたければ、無駄遣いはご法度です。 無駄遣いをしている限り、資産をつくることはできません。

次のステップでは、投資資金を長期投資と短期投資に分けて長期投資の資産配分を決めます。簡単に言えば、金融商品の組み合わせ(ポートフォリオ)を決定します。まずは資金を長期と短期に分けます。 長期投資には7~9割、残りの1割から3割を短期投資にします。 長期投資のうち、4~6割を株式、社債、不動産に投資します。経済が成長しているときには、この資産が増えます。経済が成長している期間は後退している期間より長いので、この部分への投資が多くを占めることになります。次に1~3割は国債や現金などの安全資産にします。 この部分は経済が後退しているときに力を発揮します。残りの2~4割はコモディティに投資します。金、銀、プラチナなどの貴金属やエネルギー、ビットコインなどです。20代から30代の人なら株式や不動産、コモディティの比重を多くします。 70代から30代であれば、国債や現金を多めにします。

3つ目のステップでは、 長期投資で購入するETFを選んで、毎月1回の注文します。著書は、資産形成をするならETFを勧めています。ETFとは東京証券取引所などに上場している投資信託のことです。 ETFがインデックスファンドと違うのは、証券取引所に上場していることです。 証券取引所の取引時間中はいつでも時価で売買できます。インデックスファンドより低コストなのもメリットです。

最後のステップでは、短期投資を少額で試します。 短期投資はある程度の経験が必要になるます。 大事なのは相場の波に乗ることです。一度に大きな利益を目指すのではなく、小さな利益を積み重ねることを目標にしましょう。
短期投資にはチャートを分析する知識も必要です。ある程度の知識を学んだら、少額で試して失敗しながら学んでいくのがよいでしょう。 

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