始めに〜自己紹介とコンセプト〜

初めまして。
鏡の海と名乗らせてもらいます。
ちょっとたげインドア寄りの趣味が多い、30歳過ぎの会社員男性です。


この記事のコンセプトとしましては、

当事者目線で語るメンタル術
です。

私自身も数年前、仕事の辛さや転職活動の負荷・人生感で悩み、抑うつ病になったことがありました。
そこから病院の人たち・両親・友だちの助け、何より私自身の頑張りのおかげもあって回復し、現在は上手くやっています。
その経験で得た知識を、素人ではありますが書いていこうと思ってます。

このアカウントを立ち上げたきっかけとしては、先日1年付き合った彼女と別れたことが理由です。


以下昔話ーーーーーーーー次の線まで読み飛ばし可

彼女とは元同僚でした。
彼女はうつ病にこそなってはいませんでしたが、過去の境遇や思い込みから表面上は上手くやれてるようで、実は仕事では人との関わりを苦手としてました。不安やストレスを抱えて情緒不安定で、一緒に生活してると、その日の気分次第で私を振り回します。
相談にしても私が協力すること前提、口では譲歩しているようで、実際はこちらの都合お構い無しでした。
いわゆるメンヘラですね。

パートナーとして、サポートはしたり、その意思を見せてたりはしましたが、そこはメンヘラ、線引ができず、私に過度な期待と要求・依存をして困らせてきました。

ただ私としては、心の中に光るものは見出せていて、あとは世界の見方やリラックスできる環境さえ整えば自然と変わるものと思ってました。無自覚な無茶な要求と依存もそれさえできれば良くなっていくだろうと。
「(私の名前)さんのメンタルに憧れる!参考にしたい!教わりたい!」と言ってきたりもしたので、ちょくちょく教えてたりもしました。

ただやはり私も素人。専門家ではないですし、知識にも対処法にも限界があります。
何より休日は彼女に散々外に連れ回されて、ゆっくり休む暇もない中、更に自分の時間を削るのは結構負荷がかかってました。

そんな中、やっと精神科に連れて行くことができました。専門家の下、助言をもらえれば加速度的によくなって行くだろうと私は思ってました。

しかし帰った後に彼女が言いました。

「医者の言うこと信用できない」

そう。彼女は私の想定する以上に人間不信で、努力で知識を得て有資格者になった人でさえ、その知識に敬意を持ち信用することができなかったのです。


つまり、私が思い描いたフローチャート

とても安定した、他人に必要以上に期待、依存、干渉しない性格になる

そのベースとなる安定した精神の土台を作る

医者の助けや学びから不安定な土台を少しずつ良くしていく


人間不信を治す
科学や理屈を信じる心を持たせる

が必要だったのです。

その先行きの遠さや見通しの無さ・日々振り回されるストレス、彼女自身も仕事に嫌気が差して辞め、その手続きや不安でなお私を振り回し、無事辞めれて上手くいくと思った矢先に喧嘩になって別れました。

辞める決断をしたのは彼女であり、その自由意志と責任は彼女の問題だとは思います。
ただ、形だけ見れば仕事を辞めさせ捨てたと見られてもおかしくないことをした罪悪感もあります。

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長い話になりましたが、本筋に戻ります。

改めて思って、私は運が良かったのだと。

私は素直に医者やカウンセラーの意見を聞けたから、聞くだけの土台(他人に対する信頼)があったからこそ、早く治すことができました。

しかし私と真逆に、助かりたいけれど、何かしらの理由でアドバイスを素直に聞けず、差し出された手を掴めず、深く暗い底に沈んでいく人たちもいるのだと。

ではどうすればいいのか?
そもそも助かりたいか助かりたくないは他人の自由であり、過干渉気味ではないのか?
それがnoteを始めるきっかけでした。

「●●は信じられないが、△△なら信じられる」
「■■はしたくないが、◇◇ならしてもいい」
「医者は信じられないが、経験者なら信じられる」

つまり、私が語ることで力が湧く人もいる。
そういう意味を込めて、noteに投稿して行こうと思います。

直接読まれるでも良し、広まって間接的に読まれるのも良し、巡り巡って誰かの為になれば良し。
そしてどこかで彼女が読んで助けになれば良し、という願いを込めて書いていきます。


もう彼女とは他人です。
けれども一度繋がりのできた人の不幸は見てて辛いです。
少しでも社会が良くなることを願って、記事を書いていこうと思います。

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