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胃腸と向き合う〜人生初CT(造影剤)、大腸内視鏡再検査編

<シリーズ・胃腸と向き合う #3>
 前回は、人生で初めて大腸内視鏡検査を受けた結果、ポリープではない何か(腫瘍)が見つかり、再検査のため大病院を訪れた様子をお届けしました。今回は再検査…はじめてのCT(造影剤)です!それいけ!CTスキャン。

29歳の冬、USJにて(撮影時のみノーマスク)

はじめに

 大阪は今日も雨。室内にいてもひんやりとしたお昼前、重い腰を上げて病院へ。きょうは、大腸内視鏡検査に加えて、はじめてのCT。造影剤を用いて、よりハッキリと体内を診てもらいます。うわあ緊張する…。

 気圧が低くぼーっとしているのか、「造影剤ってどんな味やろう?」などと考えながら、迷うことなく検査/処置の受付に到着。忘れずに持ってきた受付票と診察券を見せると、「しばらく待っていてくださいね」と整理券を渡されました。

検査前、受付にて

 検査室から聴こえてきたのは、一歳くらいの子の泣き声。検査中かな?まだお喋りは出来ないようですが、全力で自分の気持ちをぶつけています。小さな患者さんも恐怖と戦っているんですね、がんばっていて、えらいね!

 さて私の整理券番号は80番台。先ほど呼ばれた方は30番台。

 え……まさかの50人待ち……?!

 案内の番号が飛んでいる可能性もあるし……と、自分をなだめながら待ちます。

 すると、呼ばれた!すぐ呼ばれた!よく周りを見ると3人しか待っていません。杞憂!50人も待機できるほど広い空間では無かったことに気がつきました。落ち着いていきましょう。

大腸内視鏡検査(2回目)

人生2回目の内視鏡も鎮静剤を。しかし、量が少なかったのか今回は意識がはっきりとしています。前回、何かよく分からなかった謎の大きな機械は、きっとオリンパス製だったんだ、と思いながら検査の様子を伺います。知識がないので何をされているのか分からないまま終わりました。

人生初のCT(造影剤使用)

 続いて、人生はじめてのCT。とにかく寝かされて心がざわつきます。中でも機械の説明音がすこし怖かったです。
 「息を吸って、止めてください。」
 例えばこの音声が、「君に届け」シリーズのヒロイン、黒沼爽子役などでおなじみの声優・能登麻美子さんや、SPY×FAMILYのヨル役などで知られる声優・早見沙織さんのように、柔らかく優しい声で案内されていたなら、落ち着いて臨めたんじゃないか?なんなら、アンパンマンでも良いかも。それいけ!CTスキャン。

 そんなふうに考えていると、看護師さんが「造影剤を打ちますね」と一言。

 あれ?造影剤って、バリウムみたいに飲むんじゃないの?!(※静脈注射です。)

 心の中ではザワザワ、バタバタしていましたが、「大丈夫ですからねーチクッとしますよー」と、看護師の方が手際良く整えて下さり、いざ。
 足元の方向に寝ている台座がニュルンと動き、しばらくすると造影剤の影響で、身体中が「カーッ」っと熱くなりました。このまま爆発するのでは?!と思うほど一瞬のうちに体温が上がります。得難い経験……しかし、それも一瞬!
 検査中は怖いのでずっと目を瞑っていました。音しか情報がありません。続いて、シュルシュルと何かが回る音がして、検査されているなあと感じていたら、いきなり何かが入れ替わり、次は勢いよく「ウィーーーン!」とさっきとは逆、頭の方向に台座が動きました。何かのアトラクション?!ディズニーランドで乗った「カリブの海賊」を思わせるサプライズでした。

まとめ

 とにかく終了。もう思い残すことはありません。知らない場所で1週間くらい過ごしたような、1日でした。結果を待ちます。

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