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「スマホ脳」を読んで、マルチタスクをやめてみたら集中力が倍増した

スマホ等のデジタルツールにあふれた現代社会と、人の脳のミスマッチについて書かれた
「スマホ脳」のレビュー記事を書きました。

ブログで触れられなかった部分もありましたのでここでも簡単にまとめたいと思います!

この記事で触れたいのは「マルチタスク」についてです。


ここ数年、複数のことを同時にやろうとしている自分に気付いたことはないだろうか。
それはあなただけじゃない。私など、集中して映画を観るのも難しい。気付くとスマホに手を伸ばしているのだ。


マルチタスクとは一度に多くの物事をこなすこと。

以前、大変忙しく余裕のない職場にいたことがあり、そこで要求されたことがまさしくマルチタスクでした。
作業についていけず、自分を責めまくり自己嫌悪の日々(半年で退職させられました)

その経験からマルチタスクって効率が悪いのでは?と感じていました。

仕事でも、複数の作業を同時にこなすことはもちろんあり、ある程度は仕方ないと思います。
でも、あまりにも多くのことをこなすのは非効率なので避けたいし、明らかに自分はマルチタスクに向いてない。


本書では、マルチタスクの弊害に関する実験が行われており、こんな解説があります。

・二つの作業を同時にこなしているつもりでも、作業の間で集中を切り替えているだけ

・脳が別の作業に切り替えるまでの時間を「注意残余」という。

・「注意残余」で新たな作業に切り替えるまでの時間は何分もかかる。

・マルチタスクの達人「スーパーマルチタスカー」は人口の1~2%しかいない。


しかし、厄介なことが。

脳はマルチタスクをするほど気持ちよくなるように出来ている、というのです。

なぜなら、かつて狩猟生活をしていた時代は、身を守るために警戒態勢を整え、あらゆることに注意を払う必要があったから。

現代では身に危険が迫ることは狩猟時代ほど多くないので、マルチタスクは避けて通りたいですね。


と言うわけで、やめられるマルチタスクからやめることにしました。

・スマホを観ながらテレビを見る
・動画を流しながら絵を描く
・動画を流しながらブログ文章を打つ

1つの作業に集中でき、頭がスッキリしました^^
さらに集中力も前より上がったと感じています。

人間はマルチタスクが苦手だ。
得意だという人は、自分を騙しているだけ!
―アール・ミラー(マサチューセッツ工科大学神経科学教授)

マルチタスクの弊害について参考記事


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