私はとにかく共感力が高い。
職人気質で中途半端なことは許せないし、
他人に頼ることが苦手で、繊細で傷つきやすいし
ネガティブ思考で飽きやすい。

感受性が高いがゆえに、周りからの影響を受けやすい。
それでもって、自己批判しがちで
自分のことは後回しになっちゃう。

その結果、自分の心がズタズタになる。

こうなってしまうと、
職場でも自分にも家庭にも当たり散らかしてしまって
悪循環でしかなかった。

ただ、この苦しい経験から学んだことがある。
それは
「全部きっちりするなんて無理！」
ということ。

ええがげんでええやん。
てきと～でええやん。
中途半端でええやん。
一人でせんでええやん。
自分偉いやん。
ほんまよ～がんばっとーやん。

この人生は1度きり、
80歳まで生きるとして
あと438000時間しかない。
その限られた時間を
できる限り、精一杯、ポジティブで前向きな心持で
大切な人達や自分のために使いたい。

だから、また自分の心がズタズタにならないために
今回の苦しかった経験を活かし、
「自分と向き合う時間を取る」
「遠慮なく誰かに頼る」
「自分の弱さをさらけ出す」
ことを胸に留めておきたい。

そんなこんなで、
8か月間仕事をセーブして自分の気の向くままに過ごさせてもらった。
まあ～人生なんとかなるわ＼(^o^)／
という境地に至ったとき
あちらこちらからお仕事のお声がかかり始めた。

「あなたに任せたい」「一緒に仕事がしたい」

私が苦しかったとき当たり散らした当時の部長や、
高校生達がいる教室で号泣してしまったときに介抱してくれた同僚が
ありがたいことに声をかけてくれた。
あんなに醜態晒して、あんなに失礼なこと言った自分に。

心から有り難いと思うと同時に、
こんな自分のことをいまだに気にかけてくださる器の大きさに敬意を抱いた。

人から必要とされるのは、やはり嬉しい。
以前に比べたら覇気もなくなってしまったけど
とにかく今は流れに身を投じてみたいと思う。