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なんで私に聞くんやろう。

つい最近、Twitterに通知が❶となっていたので、なんやろうと思って開いてみたらこんなDMがきていました。

はじめまして
前十字靭帯一度損傷したいなっと思ってるのですが笑どんなことしたら怪我しますか?
良ければ教えていただきたいです

ちょっと面白かったのでここで答えてみることにしました。

まず最初に私は前十字靭帯損傷を1度経験したのかとこの文章を読んで思ったんです。よく前十字のことや怪我のことについて聞かれたり、相談のDMが来たりするので。

それで、ちゃんと答えたいなと思ったのでもう一度ゆっくり文章を読み直したら、いや、全然内容違うじゃないですか。

『前十字靭帯一度損傷したいなっと思ってるのですが笑』って、まず、この文章の中で小さい「っ」をそこで入れるってどうゆうこと?と気になりました。

どうゆう考えがあってそこに「っ」を入れたんですかね。「っ」を入れるってことは何か意図があったんですかね。ちょっと文章に明るさを持たせたくてみたいなことですかね。強調させたくてとかですかね。

どうゆう意図があったのかよくわかりませんがただの打ち間違いであることを願います。

そしてその次に「笑」って入れてるじゃないですか。これもなんでつけたんですかね。この質問を面白くさせたかったんですかね。自分でこの文を打ってて面白かったんですかね。それを伝えたかったんでしょうか。それかこの文は「冗談で聞いてるんで!これ!笑」みたいな感じを伝えたかったんでしょうか。

どうなのかはご本人にしか分かりませんが、私からしたら、なんだかバカにされてる気持ちに少しなりました。ぴえん。(ぴえんとか初めて使ってみました。)

だって私は怪我したくて怪我したんじゃないんですよ。前十字靭帯を損傷したくてしたんじゃないんですよ。私がなぜ怪我したのか、どんな気持ちで怪我と向き合ってきたのかとか、今までのnote見てもらえてたら分かると思うんですけどね。見てない方いたら見てみてくださいね。

11回目の膝の手術したってよ。
それでも私はサッカーが好きだ。
前十字靭帯5度目の再建手術、入院〜術後6日目の私の記録。
前十字靭帯5度目の再建手術。闘うと決めた私。
現役引退

なのでわたしにはどうしたら前十字靭帯損傷できるのかなんて知るわけないじゃないですか。知ってたら今まで前十字靭帯損傷を経験してきたの予防できてるんじゃないのかな、と思っているほどです。

そしてこの質問にしっかりと答えるならこう答えます。

わたしにはどうしたら前十字靭帯損傷できるのかはわかりません。
オッケーGoogleで「前十字靭帯損傷」「どうしたらできる?」とかで検索したらいいんじゃないでしょうか。
あと、前十字靭帯損傷しておいていいことなんて1つもないですよ。怪我していいことなんて無いと私は思います。
あくまで私の意見ですが。
なので、あなたが怪我しないことを願っています。

ですかね。「前十字靭帯損傷を経験してみたいんですよね!」とこの方が思っているのではないかと私はDMに届いた文を見て思ったんですよね。なので前十字靭帯損傷を経験している私からの答えは前十字靭帯損傷を経験しない方が、怪我しない方がいいに決まってる。ってことです。全然質問の意図が違うかったらごめんなさい。

最近私が読んでめちゃくちゃ面白かったって思う本があったんですけど、それが写真家の幡野広志さんの「なんで僕に聞くんだろう。」という本です。トップの写真になってるやつです。

この本の内容をざっくりと説明すると、色んな人が幡野さんに人生相談をして、それに答えるという内容なんですけど、幡野さんが相談に答えていてよく思うことがあるんですって。それが本のタイトルにもなってる「なんで僕に聞くんだろう。」ということらしいんです。

まさにこれですよ。DMを見て思ったこと。

なんで私に聞くんやろう。

です。ほんまに、なんでなん。

なので今回のnoteのタイトルを「なんで私に聞くんやろう。」にしました。
ちょっと関西弁風にアレンジして、幡野さんを意識して。

とでも言っておきましょうか。

わざわざ私に聞かなくてもよかったんじゃないですかね。何度も言いますが、ほんまに、なんで私に聞くんやろう。です。ほんまに。幡野さんの気持ちがほんの少し分かった気がしました。幡野さんが思う、なんで僕に聞くんだろう。とはちょっと違う、なんで私に聞くんやろう。もはいってる気もするけど。幡野さんの本めちゃくちゃ面白いのでオススメです。

こういうことを書くと、誤解されそうなので補足しておきますが、DMをされた方に私は全然怒っていません。少しばかりバカにされてるのかなあ、とは思いましたが。
なんだか面白くって。おかしくって。

どういう考えでこの方がDMをくれたのか私にはわかりませんが、note書くネタができたので、むしろありがとうございます。って気持ちです。ありがとうございます。

このnoteがDMしてきた方まで届きますように。

幡野さんの本の最後に、

言葉で人の歩みを止めることも、
背中を押すこともできるならば、
できるかぎりぼくは背中を押す人でありたい。

って書いてあったんですけど、めちゃくちゃ素敵じゃないですか?この言葉。

私も背中を押す人でありたいなって思いました。
こんなふうに自分の言葉を誰かに届けれたらいいなって思いました。
がんばります。

noteの更新がだいぶご無沙汰になってましたね。すみません。皆さん家にいる時間が長かったからなのか、知らない間にフォローがすごく増えておりました。驚いております。恐縮です。ありがとうございます。

▼さいごに

何か話したいことや相談してみたいことがある方は私に連絡してみてください。TwitterのDMでも、インスタのDMでも。noteのコメントでも。今までいただいたメッセージは全て見ています。

こうやって、noteにお返事書いていくかもしれないです。期待はしない方が良いですが。

ではまたいつか書きます。

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