タイトルも写真も全然関係ないです。ただ美味しいご飯が食べたいのでこのタイトルにしました。ごめんなさい。やっと退院したよって話です。

はい。11回目の膝の手術から約3週間が経ち、無事に退院することができました！

長かったのか、はたまた短かったのか。とにかく3週間が経過した。過ぎてみれば早いと感じるのかもしれないなあ。いつもそんな感じです。

手術後すぐに歩けていた私はこの3週間、今までの長期入院の中でも比較的自由に過ごしていました。

入院、手術して1週間くらいは同じ部屋の1人のおばあちゃんのことが頭から離れなかった。

夜になると必ず喋ってて。看護師さんがいるわけでもなく。1人で、しかも大声で。それが寝言だったと気づいたのはそのおばあちゃんが退院してからでした。毎日1人で会話してると本気で思ってた私は多分めちゃくちゃアホだ。おばあちゃん、毎日どんな夢みてたんやろう。

って膝の話をするつもりなのに、前置きが長くなってしまったけど、退院することができたので膝は順調に回復しているみたいです。

手術後すぐの膝はこんな感じでした。

術後1週間くらいは、歩けるけど極力歩きたくない。みたいな感じで、腫れもまあまああって、血を抜いたりもしました。膝に大きな注射針を刺して血を抜くんやけど、痛いのに、なんか快感で。動画を撮ろうかと思ったくらい。さすがにやめましたが。

血を抜いた後の膝はこんな感じで。

血を抜いてからは、だいぶ腫れが引いて、膝を曲げるのも伸ばすのもスムーズになって歩くのが楽になりました。歩くのが楽になると、歩きたくなって。でも調子乗っていつもより沢山歩くと膝が痛くなって。

調子乗るなよ自分。

って言い聞かせるのに必死でした。

リハビリメニューは2週間目くらいまでは全然できることが少なくて。筋肉痛にすらならないメニューで。とにかく焦らず、ゆっくり、じっくり。焦る理由もないので、まあ、のんびりリハビリをしてはいたけど。

やっぱり、動きたくなるので。

ストレッチしたり、腹筋したり。無駄に長い時間リハビリ室にいたので、いつも看護師さんに「やっと帰ってきたね〜！」と言われることが多かった。よく家出する少女がまた帰ってきたみたいな感じで。

それでも全然動けず、運動量が少ないから夜はなんだか寝れないことが多かったりもして。

テレビを見たり、動画を見たり、本を読んだり、音楽を聞いたり。
毎日時間が足りないと嘆いてるのが嘘みたいに、毎日時間が進むのが遅く感じて、1日の終わりはまだか、まだかと。

時間があるから、考え事をすることも多くて。まあ、気持ちの浮き沈みがすごい。

病室のベットに横たわり、ただただ天井を眺めるだけのあの時間は本当に苦痛で。目の前にある現実を強く、強く突きつけられる時間だったなあ。

何回、病室の天井眺めながら、他の人に分からんように、声を押し殺して、こっそり涙流したか。

いつになったら私の涙は枯れてくれるんやろうか。

それでも次の日が来れば、何事もなかったかのように平気になってたり。昨日の涙は何やったんやって。嘘泣きかって。自分でも驚くくらい。

” 私の心の中はきっといつだって、うるさくて、忙しない。”

でもそれが何だか自分らしいな、なんて思ったりもして。
たまに登場するスーパーポジティブな自分にいい感じに、丸くおさめられてるなあと、客観的に見ている自分になんだかクスッと笑ってしまったり。

そんな感じで毎日、自分と自分の気持ちと、感情と向き合ってみたりしました。たまに放り投げて、逃げ出したりすることももちろんあったりしたのだけど。

2週間目を過ぎたくらいからは出来ることが沢山増えて。嬉しくて嬉しくて、メニューが増える度に「やったー！」と心の声が漏れる、漏れる。

そして筋肉痛がくると、何だか余計に嬉しくって。
ドMなのかと自分でもびっくりするくらい。ドMではないけれども。

やっぱり動けるって幸せで、歩けるってめちゃくちゃ幸せで。
当たり前ってなにひとつとして無いな〜と改めて強く実感しました。

運動量が上がると、もちろん膝への負担は大きくなるので。痛みが出できてしまったり、また腫れてしまったりもしました。リハビリの強度の調節がすごくすごく難しい。

それでも少しずつ、ちょっとずつ、膝が良くなってきている実感はあって。やっぱり手術して良かったと今は素直に思えています。

まだまだどうなるかなんて分からへんし、油断はできないのだけれど。それでもちょっとだけ、ほんの少しだけホッとしています。

いつだって、どんなっことにだって正解はないと思っているし、これを自分で正解にしていくんだって思ってはいるけれど、やっぱりそんなに強くはないので。どうしても目に見える正解が欲しくなることもあって。

まだまだだなあ〜と。

それと同時に、まだまだ成長していけるなあ〜と。

自分としっかりと向き合う、すごく、すごく貴重な時間、3週間だったなあと思いました。ちゃんと向き合えたかは分からへんけど。

入院期間中、沢山の人にお見舞いに来てもらって、めちゃくちゃ嬉しかったです。

主治医の先生にも、リハビリの先生にも、看護師さん達にも、そして病院の関係者の方達にも本当によくしてもらって。何不自由なく、楽しく快適な入院生活を送ることができました。楽しくはちょっと嘘かもしれへんけど。

フロントスタッフにも沢山迷惑をかけておりますが、暖かい言葉を頂いたりと、本当にいろんな人に支えられて、助けられてばかりだなあと。

そしてこのnoteを読んでくださっている皆さんにも。
私がnoteをこうやって書こうと思えるのは、読んでくれる優しい皆さんがいるからです。暖かい言葉をくれる皆さんがいるからです。

誰かがこのnoteを読んで何かを感じてくれているように、私も皆さんから沢山のモノを感じ、良い刺激をもらえたり、救われたりしています。

本当に、本当に、感謝しています。ありがとうございます。

誰かの何かの『きっかけ』になれれば嬉しいな。

明日からまた仕事も始まるし、膝にばかり目を向けられなくなるけど、これからもリハビリ頑張ろうと思います。もちろん仕事も！！息抜きも忘れずに。

2020シーズン開幕まであと約１ヶ月くらいなのでね。楽しみですね！！

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退院したから美味しいご飯いっぱい食べるぞー！って意気込んでるので、美味しいご飯いっぱい食べます。既に今日のお昼にトンカツ食べちゃいました。トップの写真のやつです。幸せ。

それではまたいつか書きます。最後まで読んでくださった皆さんありがとう。