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音楽とビールと心地いい海風を求めて、森道市場へ

音楽と、外で飲むビール、そして心地いい海風。これが、私が大好きな三大要素である。音楽は語りだしたら止まらないし、外で飲むビールはほかのどんな飲み物よりおいしいし、海からのサラっとふく風の心地よさといったら…!

そんな、私の大好き三大要素が満たされるときが、1年に1度訪れる。「森、道、市場」。日本中で行われる音楽フェスとは少し違って「モノとごはんと音楽の市場」、だ。音楽が主役というよりも、音楽もあるし、日本中のカフェや雑貨やさんが集まるマルシェみたいな感じでもあるし。なんともゆるやかで自由なひとときが詰まった大好きな時間。

この心地よさを言葉では表現しきれないと思うので、撮りためた写真とともに、私の大好き三大要素が満たされる世界をおすそ分けしたい。

海風を感じながら音楽に身をゆだねる

「森、道、市場」で好きなところは、なによりも、海が近いこと。なんなら砂浜にステージが設置されているくらい、海との距離が近い。

ビーチにステージが設置される

海の近く特有の、あのゆるっとした雰囲気がたまらないのだ。そして、海だけじゃなくて、遠くからは大好きな音楽が聴こえてくる。

ふらっと海に立ち寄れる気軽さ

なんと、心地いいんだろうか。海風にただよっていたくなる気持ちと、音楽に身をゆだねたくなる気持ち、このちょうど中間に立って、どちらも存分に吸収したくなるような。

みんながみんな、ゆるやかだ

贅沢で、もったいないと思えるほどに、完璧な空気感だ。たまにふく海風と、眠ってしまいそうなくらいに心地のよいゆるやかな音楽。

ステージの向こうに海をのぞむ

「見る」ではなく「感じる」という表現がふさわしい。音を、海の心地よさを、心地よさを感じていることを、さらに味わってみる。なんだか、もう「音楽」「海の景色」「かわいらしいステージ」じゃなくて、「この空間そのもの」を愛してしまうのかもしれない。

晴れから夕暮れ、そして夜。夜が深まるにつれて空気も冷たくなってゆく。私は、海沿いの、夕暮れ時にサッとふく冷たい風が大好きだ。昼間の暑さが嘘だったかのように、ゆっくりと、「涼しい」へ向かっていく、あの時間帯。じっと空気の移り変わりを感じられるのがうれしい。海にいるならなおさらだ。

ビール片手に大好きな音楽をつまむ

フェスの醍醐味といえば、外で味わうビール(だと思っている)。最近はモッシュやダイブなんかせずにおとなしく見ているので、なおさら、音楽のおともにビールを欲するようになった。

1杯目はクラフトビールで!

ビールを飲みながら、ステージでライブが始まるのを待つ時間。ほろ酔いになった気持ちのいい状態で身体にしみ込んでくる音楽。ステージが終わった後、余韻に浸りながら解放感に満ち溢れた気持ちでビールを飲む時間。すべて欠かすことのできない、とっておきの瞬間だ。

キンと冷えた瓶ビールも捨てがたい
普段は飲まない種類のビールも
おいしそうに飲むねぇ、私
ハンバートハンバート聴きながらは心地よすぎた

キャッチコピーに「ツマミになるグッドミュージック」なんて掲げている好きなバンドがいるんだけど、まさにそれだった。グッドミュージック。つまみなんてなくても、この忘れがたい時間をともに味わえる、そんな心地よさがつまっていた。

歩くだけで楽しいワンダーランド

音楽とごはんのほかにも、敷地内には本当にたくさんのお店が並ぶ。服、アクセサリー、バッグ、雑貨、お花、石、似顔絵、アンティーク小物、うつわ。「ここには何があるんだろう」の連続で、ただただ歩いているだけで楽しい。日本全国からこだわりをもったお店が集まる。

店員さんとの会話で「素敵だな」と思うものが増える。オンラインで何でも購入できる世の中だけれど、たまたま覗いて「あ、素敵」を見つけるあの高揚感、忘れちゃいけないね。

(ここからは写真を貼っていきます)

ああ、楽しかったな、とじんわりと思い出す。目を閉じたら、あのゆるやかな音楽と海風をそっと思い出せそうなほどに、気持ちはまだそこに在る。

大好きなバンドが出るから、好きなお店が出店するから、ただそれだけじゃなくて、「森、道、市場が好きだから」できっと多くの人は集まっているんだろう。この空間と心地よさ、お店や人との出会いを求めて。

私の大好き三大要素が満たされる時間。来年もこの「空気」に会いに行けたらいいな。

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