非常勤講師として5年間勤めた小学校で、離任式を迎えました。

たかが5年、されど5年。
長かったのか、短かったのか。
振り返ってみるとあっという間でした。

この小学校で働き始めた理由は、
知り合いに「英語を教えられる先生を探してるんだけど」と、声をかけてもらったことがきっかけ。
ちょうど子どもが1歳半で、そろそろ仕事探し始めようと思っていたところだったのですぐ話を聞きに学校へ。
学校と先生方の第一印象が良さげだったのもあるけど、何より自宅から激近いのが良かった。

そして、今日迎えた離任式。

子どもたちにはまだ私が退職することは知らされておらず、
離任者の中に私の名前が呼ばれた時
「えぇぇぇ〜？！」
と、驚きの声と悲鳴が体育館に響いた。

全校の前でお話するのはやっぱり緊張する。
直前の先生がお話していらっしゃるときは、心臓がバックンバックン言って飛び出しそうだった。
でも、無事に話せた。

最後に子どもたちの合唱。
これはアカンかった。
全然泣く気なかったのに、突然の涙腺崩壊！
それでもめっちゃ我慢したけど、
やっぱアカンくて、ポケットからハンカチ取り出した。

一生懸命歌っている子どもたちのかわいさ。
顔をぐっしゃぐしゃにして泣いている子たちの姿。
今まで5年間の思い出が一気によみがえってきた。

素敵な子どもたちに出会えて本当に良かった。
素敵な先生方に出会えて本当に幸せだった。

感謝の気持ちでいっぱい。

そして、やっぱ先生って良い仕事だなぁとつくづく思ったのでした。