便秘薬 お役立ち情報②

1.便秘とは…

3日以上排便がない。
毎日排便があっても残意感がある状態。

2.受診の目安

  • 便が細くなった

  • 便に血や粘液が混ざっている

  • 激しい腹痛や嘔吐を伴う

  • 発熱を伴う


3.内服薬

①非刺激性下剤

《作用》
水分を引き寄せ便を軟らかくし便を出しやすくする。
便が硬くて排便しにくい方向け

《OTC医薬品》

  • 3Aマグネシア

  • 酸化マグネシウムE便秘薬

《有効成分》
酸化マグネシウム

《メリット》
腹痛が起こりぬくい
5才から服用できる薬あり

《注意》
高齢者や腎機能が低下した人が使用すると、副作用で高マグネシウム血症の危険あり。

※高マグネシウム血症の初期症状
嘔吐、徐脈、筋力低下 等


②刺激性下剤

《作用》
腸を刺激することで便をスッキリ出す
便がスッキリ出ない方向け

《有効成分》

  • ビサコジル

  • センノシド

  • ピコスルファート 等

《OTC医薬品》

  • コーラック

  • ビオフェルミン ※11才〜OK

《注意》
長期連用すると腸に慣れが生じ効果が低下。腹痛が起こりやすい。


4.下剤

《作用》
直腸内に直接入れるため即効性がある。
赤ちゃんや高齢者にも使用可

《OTC医薬品》
・イチジク浣腸

《有効成分》
グリセリン

《注意》
連用により慣れが生じて効果低下


5.薬以外の対処方法

・朝しっかり食べる
→朝は腸が活性化しているので、朝食を抜くと腸の動きが鈍る

◎腹筋する
→私が実践して効果がありました。生理前に毎回便秘になっていましたが、腹筋をはじめてから解消しました。今では一日30回行っています。


6.効果的な食べ物

・イモ類
→大腸を刺激し便秘改善

・海藻
→便を軟らかくし排便をスムーズに

・発酵食品(キムチ、納豆)、ヨーグルト、牛乳
→腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える


最後までご一読いただき、ありがとうございました🌸


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