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ワイン初心者から、ワインエキスパート合格への道🍷

昨年の目標のひとつでもある「ワインエキスパート」に無事、合格することができました!
ワインに興味がある方、来年受けられる方の参考になれば参考になればと、
ほぼ、ワイン初心者の私の試験合格までの道のりを記事にしました。
*あくまで、一個人の勉強方法となりますので、ご了承ください。

■ワインエキスパートとは・・・?

2023年度J.S.A.ソムリエ・J.S.A.ワインエキスパート呼称資格認定試験ご案内

■ワインエキスパートを受けてよかったこと

おいしいワインの世界はもちろんのこと、食の世界、人との和・旅と。。世界を広げることができました♪

ワインエキスパートは、私にとってようやくワインの世界のスタートラインに立てるかどうかといったところですが、ワインエキスパートの試験を通じて、「人生が豊かになるツール」をまたひとつ手に入れた気がします。

少しでも気になる方、ぜひ学ぶことをオススメします!
詳細は、学びの気持ちを込めて、ワイン1杯分とさせて頂きました♪
みなさま、応援しています✨✨

■1次試験 CBT試験(PCで4択での試験)

ワインスクール アカデミーデュバン 青山校に3月~7月まで約5ヶ月
週1回(約2.5H)通っていました。
*20回の授業中、前半は座学で各国のワインの歴史や品種を学び、後半は毎回ワインのテイスティングの時間があります。

・ワインスクール・アカデミー・デュ・ヴァン

*20回の講座前には、「ワインエキスパート基礎速習講座」という基礎を学べる講座も別途あります。私は受験対策講座からの受講でした。

通っている間は、毎週の小テストと隙間時間には、学校から提供されるオンライン問題をひたすら解いていました。

私は学校に通いましたが、1次試験を独学でしている方もいらっしゃいました。私の場合、学校に通ってよかったことは、勉強の仕方・ペースを作っていただけたことでした。

■オススメ書籍
●覚えやすく、学びやすい、ソムリエ試験対策問題集 2022年度版: CBT方式に勝つ!受験のプロが分析した出題高確率の1200問

https://amzn.to/3lrN0qN

*試験対策にオススメされて問題集はこちら。直前に2回ほど解きました。
毎年5月ぐらいに最新版が発売されているそうです

●図解 ワイン一年生

*息抜きかねてざっくりワインを知るのにオススメの1冊

1次試験は最大2回受けるチャンスがあり、試験期間内であれば自分で試験日を決めることができます。私はお盆明けに受験しましたが、今年は7月末~8月頭までには1回目を受験している方が多い印象でした。2回目を最終ゴールにスケジュールを立てると精神的にプレッシャーがかかる伺い、1回で合格できるようにスケジュールを組みました。

当日は、試験時間終了後、即時で合否がPCの画面に表示され、結果を会場で印刷して貰えます。

■2次試験 ティスティング 試験

ワインエキスパートは、4種類のワイン+その他のお酒が出題されます。
外観・香り・味わい・品種・国 等をコメントします。

こちらの試験対策には、引き続き、アカデミーデュバンの講座をいくつか受講し、それとは別にヴィノテラスのワインスクールの2次対策の講座をいくつかとりました。
*受講講座:
●アカデミーデュバン (通学)
・二次基本テクニック(白・赤)
・樽香
・本番シミュレーション

VINOTERAS ヴィノテラス

*ヴィノテラス (オンライン) *各回100mlの小瓶が自宅に送付されてきます。
・基礎講座(赤・ブラインドティスティング)
・比較講座(その他お酒:白・赤)

9月頭に最初に受講した2次対策講座で、当時の講師の方から言われた「今日からは毎日飲んでください!」「おいしいワインはお預けしてください」という言葉のもと、アカデミーデュバンの2次試験対策用 ハーフボトルのワインセット(第3弾/第4弾)を購入、また購入したワインを小瓶に詰めて、同じ受験生の方と交換し、自宅でグラスを並べて、オープンティスティング⇔ブラインドティスティングを繰り返しました。

当初購入した小瓶だけでは足りず、若干形が違う小瓶も。。
「小瓶交換」で検索すると交換方法を見つけることができます!

2次試験は、ティスティング試験ではありますが、品種が必ず当たらないといけないという訳ではなく、外観・香り・味わいできちんと得点と取ると合格することが可能だそうです。なので、試験勉強の前半の大部分をそれぞれの特徴を正しく捉えるためにも、最初は品種が分かった状態でワインを飲み(オープンティスティング)、香りを中心に順番に覚えていく暗記の作業を私は繰り返していました。

自宅の冷蔵庫をうめつくしていたワインたち
(交換したものをいれるとこの2‐3倍は飲んだと思います)

後半には、ブラインドティスティングを中心に実施し、自宅だけではなく学校以外の場所でのティスティング会に行っていました。

■ティスティングの勉強に伺ったお店(都内)
*試験以外でももちろん利用できますのでぜひ♪

●AOYAMA WINE BASE
*こちらのお店は、LINE登録しておくと定期的に2次試験対策の案内~通常のワイン会の案内が送られてきます。 常時20種類が試飲可能とのことなので、試験後も通いたいお店

●南青山エッセンス
*依頼すると本格的にブラインドティスティングを準備してくださいます。
ティスティング後は、中華とワインのペアリングを楽しめて試験合間の息抜きに♪

https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13039870/

●336ebisu *4-6種と試験前に特別に2次対策実施

*業態が変わっているそうなので、事前にぜひお問い合わせください。

●ワインバーM 
*こちらは試験後に伺いましたが2次試験対策で有名なお店です

■テイスティングの勉強にオススメ頂いた書籍はこちら
●10種のぶどうでわかるワイン

●ティスティングは脳でする
*こちらは、日本ソムリエ協会のサイトでのみ購入可能です


■ワインを学ぶキッカケ・学んでよかったこと

ワインを飲めるようになったキッカケ自体、私の場合は、約2年前、おうち時間が増えたときのことです。それまでは、翌日、二日酔いになったりすることも多く、体質的に飲めないのかもとビールを中心に他のお酒を飲むことがほとんどでした。
そんな中、オンライン上でたくさんのお酒を知る機会が増え、試す中で「おいしいっ!」と感動していました。それと共に、でもお店に行くと自分では全然分からないなーとモヤモヤすることが多かったので、いつかちゃんと学んでみたいと思っていました。

試験前は、赤、白、ぎりぎりピノノワールとシャルドネを知っているぐらい。。。本当に味・香りの違いが分かるようになるかなと不安もありながらでしたが、せっかくなら他にも受ける方がいるときにとえいっ!といった形で受験を決め、学校に申込みました。

勉強を始め、ワインを飲み続ける中、本当に香りや味の違いが分かる瞬間があり、うれしくなったことを覚えています。そして、体系的にワインを学ぶことで、ひとつひとつのワインを今までより、味わい、授業でならったことに紐づける楽しみが増えました。
何より、受験前に期待していた、ワインからの人・お店・文化と。。。ワインを通じて世界をまたひとつ大きく広げることができたことが本当によかったです。

ワインの言葉は、新しい言語のようで今では、スーパーでワインを眺めるだけでも楽しくなりました。(今までは残糖量を表す「Brut」の意味すらワインの名称のひとつだと思っていました💦)今は、実際に現地のワイナリーに行ってみたい想いも強くなり、旅の選択肢が広がりワクワクしています。

またワインを通じて「ワイナリー往訪」のPRのお仕事をする機会を頂き、日本のワイナリー巡りに参加してきました。

Lumiere Winery(ルミエールワイナリー)@山梨県笛吹市

山梨県というと「勝沼市」が有名ですが、今回私が訪れたのは「笛吹市」にあるワイナリーです。商工会の方や、やまなし観光推進機構の方にお話を直接伺いながら、試験で習ったワインの栽培方法・貯蔵庫を直接見学し、4つのワイナリーをめぐる貴重な機会となりました。
Instagramにも投稿していますのでよければ、見て頂けるとうれしいです🍷
個人的に発信を通じて、日本のよさを伝え、まだ知らない人たちと魅力的な場所を繋ぐ機会を頂けたのがとてもうれしかったです🌸https://www.instagram.com/p/CnVZtMVywI9/?utm_source=ig_web_copy_link

鮮やかな「甲州」の葡萄

今だからいえますが、学校の最後の1次対策の試験では平均点7-8割(合格ライン)の試験で、5-6割しかとれず、勉強時間の確保にもものすごく焦っていました。
7月末~8月頭に合格者が続く中、私自身は、お盆の時期まで追い込むような形での試験勉強でしたが、授業の小テストの積み重ねと同じ受験生の合格に後押しされて、何とかふんばり、1次試験に合格できました。
(日々のコツコツの大切さを実感。。。✨)
※2次試験はこの反省もあり、毎日ひたすらワインを飲む時間を取っていました。

久しぶりに受験生の気持ちを味わえました。下記は、2次試験対策のメモ。ぎっしりすぎて、お店の方に写メを撮らせてくださいといって頂いたので参考にこちらにも載せておきます 笑

2次試験の結果は、日本ソムリエ協会のHPに全員分の名前が表示されます!
合格発表当日は、ドキドキでしたが友人が先に名前を見つけて連絡をくれ、落ち着いて見ることができました  笑

■そして念願のブドウのバッチが・・・!

合格すると認定証と合わせて、ワインエキスパートの証であるブドウのバッチが届きます!ソムリエのようにお店にたつ訳ではないので利用する機会は少ないですが、約8ヶ月の受験期間を思い返し、とても感慨深い気持ちになりました。

ひとりひとりに番号が発行されています!

■【オマケ】その他オススメの書籍

また、ワインの世界を知る楽しさを増やしてくれた本も紹介しておきます!
気づけば、読む本の幅も広がりました!

●「家飲み」で身につける 語れるワイン

●世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワイン

●マンガで教養 やさしいワイン(マンガで教養シリーズ)

図解ワイン一年生 2時間目 チーズの授業


■おわりに

正直、暗記量・勉強時間共に大変な試験でしたが、勉強して、間違いなくよかったです。日常の楽しみが本当に増えました。
ワインの世界の楽しさが少しでも伝わり、今回の受験奮闘記が少しでもお役に立てるとうれしいです!
ワインの世界を楽しむキッカケになりますように。。。
これから受験されるみなさま!応援しています!!!

読んでいただき、ありがとうございました!

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