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オン OR オフの考察

最近よく考えることの一つに、「オンライン」OR「オフライン」問題があります。

コロナの第一波を経て、これから #新しい生活様式 なるものを強制的に実践しなければならない世の中にあって、この「オン OR オフ」というテーマは、私たちが真剣に向き合わざるを得ないテーマでもありますよね。

私の個人的な気持ちを言えば、「もうオンライン8割、オフライン2割でいいわ」というのが正直なところです。

ライティングの仕事もオンラインでほぼ出来てしまうし、お金やガソリンを使ってわざわざ他の場所に出向かなくとも、家で十分に作業ができてしまうし。むしろ木々と鳥のさえずりに囲まれた我が家での環境の方が、ぐっと良いアウトプットができる気さえしています。

交友関係に関しても、飲み会は9割オンラインでいいと思っています。
交通費をかけて出かけて、特にポリシーもない居酒屋チェーンで飲んで、相手の好き嫌いなどに気をつかってメニューを決め、時間を気にしながら飲む…。こんな(無駄な)工程が多いオフ飲み会比べて、にオンライン宅飲み気軽さといったらありません。
家で好きなお酒とおつまみ、終わったらすぐにシャワーを浴びて寝れる。相手の食べ物の好みもケアしなくていい。最高じゃないでしょうか?

しかもこれは何となくなのですが、オンラインの方が ”本音” を語りやすいという感触もあります。
周りの環境に邪魔されず、相手の言っていることや自分の伝えたいことに集中できる(気がする)ので、大切な議論もむしろオンラインの方が適しているんじゃないかと思うほどです。

じゃあ、オフの良さって何よ?と言うと、オンでは決して代替できない体験(感触・味覚など)を提供できるところなのではと思っています。

先日、福島県泉崎村にある自然農法の畑にお邪魔してきたのですが、やっぱり肌から直接感じる自然の恵みは、オンラインでは決して体現できないものだと実感しました。そこで摘んだ野菜を使ってつくったサラダも格別な記憶として残っています。

そう考えるとオフラインの良さって、「目に見えない」というところにキーがあるのかもしれません。
割り切って説明できない、数字では表せない、言葉でも、理屈でもない。
そんなところにある何かが、私たちが大切にすべき新しい「価値」なのかもしれませんね。

とにもかくにもコロナが落ち着くきを見せ、じわじわとオンラインでのお誘いが増えてくる中で、ちょっとだけこの3か月のオフライン生活を名残り惜しく感じているところであります。

では、もうすぐ夏至。
よい夜を*

オーナー・美郷


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