Liam Bailey（リアム・ベイリー）は、「イギリスのノッティンガムでイギリス人の母とジャマイカ系イギリス人二世の父の間に生まれ育った」シンガー・ソングライター。その影響でBOB MARLEYやDILLINGERといったレゲエ、STEVIE WONDERやSUPREMESなどのソウル・ミュージック、さらにBEATLESやJIMI HENDRIXといったミュージシャンたちの音楽を聴いて育ったそうです。本作は前作から4年のぶりの2ndアルバム。

その生い立ちから、その音楽的な背景は納得なのですが、このアルバムの音楽はソウルやレゲエ、そしてロックの影響を強く受けています。

ざらっとした感覚の力強さと適度な緩さ、ノスタルジックかつヴィンテージな曲想もあって、。ものすごくかっこいいアルバムだと思います。しかし自身が受けた人種差別などのデリケートな内容も歌っているそうです。僕は現行のレゲエほとんど聴いていないのですが、こういう感じならぜひいろいろと掘ってみたいな。