論文名
シンガポールにおける一般市民の心血管・代謝性疾患に対する知識、問題意識、認知度に関するデータ
(General Public’s knowledge, awareness, and perception of Cardiometabolic diseases: data from a Singapore study population)
Vickram Vijay Anand他、Front Med. 2023 Apr 24;10

要約の和訳の要約
　代謝リスク因子(MF)の有無による態度、知識、自己認識リスク、行動の比較を質問票にて行った。MFのある参加者は、全ての心血管・代謝性疾患において知識スコアは低かったが、MFが心血管・代謝性疾患の危険因子であると認識する認識リスクスコアは高かった。MFの存在および知識スコアは、認識リスクと関連していた。
　MFのある参加者は、心血管・代謝性疾患を予防するための行動が少なかった。しかし、果物/野菜の摂取の増加（p = 0.009）と赤身肉/加工食品の摂取の減少（p = 0.045）は、実行している参加者が多かった。
　この結果より、知識と行動のギャップを解消するためには、国民的な取り組みが必要であると思われる。
（論文の信頼度中間）

内容の解説と、日常生活への生かし方を考えてみました。

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