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登録者4桁以下だけど、オススメしたいYoutuber 4選/未知との遭遇のススメ

見ているとバカになる。
テレビ・ゲーム・Youtube。それぞれについて、やっているとバカになると、注意されていたものです。

ショーペンハウアーが、イマドキの本ばかり読むとバカになる、と書いてから、170年以上経ちます。
メディアは常に玉石混交。使い方を間違えると、毒になることも変わっていません。

Youtubeは、あるいはインターネットは、自分自身の手で、自分自身のために情報を集め、消費できるところに魅力があります。
マスに向けられた情報ではなく、未知と出会える場所。それが、私の感じているインターネットの好きなところです。

Youtubeで、そうした「未知との出会い」を実現するには、レコメンド機能のうまい活用が必要です。
最近のレコメンドは優秀ですが、無批判に使っているとよくありません。大勢が最大公約数的に満足できる、よくあるフォーマットの動画・情報ばかりになります。
そうなると、ニューメディアであるYoutubeも、マスメディア化してしまいます。

私はYoutubeで、登録者100万越えのチャンネルや、結構見たなーと感じたチャンネルは、基本、おすすめに表示しないように設定します。
そうすると、謎のチャンネルがレコメンドされるように変わっていくのですが、こうなるとおもしろい。知らない世界がどんどんと集まってきます。
そうして見つけた、まだまだ注目が集まっていないおすすめYoutube chを、ここでは4つシェアします。


1. おもしろサイエンス -san (登録者592人)

学術系のチャンネル、私は大好きです。
歴史学・進化生物学・宇宙科学・言語学・工学・哲学 …etc。
長年、培われてきた人類の叡智を、コンパクトに楽しくまとめてくれた動画は、世界が広がるいい退屈しのぎです。

おもしろサイエンスさんは、生活の中のちょっと気になる事象を、神経科学・進化生物学などの研究を通し、テンポよく解説してくれます。
科学系の解説チャンネルはたくさんありますが、①出典がしっかりしている、②日常的なトピックを取り上げていて親しみやすい、③日常のちょっとしたストレッサーについて、視点を変えられるので、生活にいかしやすい。という点から、満足度が高かったです。

まだまだ模索している感がありますが、楽しめてちょっと役に立てる情報がたくさんで、今後も楽しみにしています。

3. めだまやき -san (登録者170人)

チャンネル概要に書かれていた通りのチャンネルです。
合成音声ソフト(ずんだもん)に、青空文庫を朗読させるチャンネルです。

私は本を読むのが好きなので、好き勝手に話されるオーディオブックには、興味がありませんでした。
ですが、こちらのチャンネルを見て、小説を聞いて楽しむのも、それなりにオツだなぁと感じた次第です。

朗読系チャンネルには、本職のアナウンサーやナレーターの方もおられます。
朗読の質では、そうしたチャンネルが優っているとは思います。
でも、めだまやきさんの動画のような機械音声も、安定していて、抑揚や息遣いなどに気を紛らわさないですむ(ストーリーに集中できる)のはいい感じです。倍速再生がおすすめです。

また、フリーソフト/コンテンツをうまく組み合わせ、ひとつの別コンテンツに作り変えるという点も、そういう発想があるのだなぁと、感心するところが大きかったです。
コンテンツのタネは、意外に身近にあるのかもしれません。

3. みかん星人の動画置き場 -san (登録者6560人)

プログラミング ✖️ 音楽理論で、自作コンテンツを発信されているチャンネルです。

非常に多芸な方で、作詞作曲、編曲、動画編集。楽器演奏も巧み。プログラミングも実務レベルで形にされていて、すごい(小学生並み感想)。
自分のような音楽素人にも、ビジュアルで分かりやすく音楽の秘密を伝えてくれていて、登録者数が10倍であっても、全然おかしくないと思っています。

動画のどれもが力が入っていて、クリエイティブだな〜と感心します。
ただ、最終投稿が一年ほど前で、もうYoutube制作から離れてしまっているようで、悲しいです(小学生並み感想)。
同業者が頻繁に発信する環境では、クリエイティブはときに足枷になるのかもなと、感心の裏で感じました。

もっとヒットが続いて、また発信してくれることを期待してしまいます。
いろいろな才能を応援する意味でも、マイナーチャンネルの発掘は意義があるのやもしれません。
そして、やはりプログラミングは武器になる!

4. ドラクエよもやま話 -san (登録者3420人)

私は、数多あるゲームIPのなかで、ドラゴンクエストシリーズに、一番最初にラブになりました。
堀井雄二さん/すぎやまこういちさん/鳥山明さんの織りなす、カラフルであたたかい、ファンタジーなんだけど、ヒューマニズムあふれる世界観が、とてもとても好きです。

ドラクエよもやま話さんは、カジュアルなファンからすると「何の話ししてんの?」的な、かなりニッチな着眼点で、ドラクエ世界を深掘りする動画をあげられています。

実は、ドラクエをテーマにするYoutubeチャンネルは結構ありますが、ゲーム性ではなく、世界観を深掘りするという視点は珍しいと感じます。
結果として、大衆向けの動画ではなくなっていますが、「こういう楽しみ方もあるのか〜」と、自分の視点を広げてくれました。
こうした、自分ならではのこだわりを発信している人を見つけられることは、プライベート・メディアならではの面白さだと思います。

自分のお気に入りや、気になっていることをYoutubeで検索してみると、今までとは違う視点で掘り下げている人を見つけられるかもしれません。



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最後までご覧いただきありがとうございました!
クセは多少あるかもしれませんが、面白そうだと感じていただければ幸いです。
Youtubeも、Google検索も、ときにはメジャー避けをしてみることで、新しい発見があるかもしれません。

これからも週に1回、世界を広げるための記事を書いていきます。
来週は、
・文章術についての学びのアウトプット
の記事を予定しています。

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