見出し画像

「うやむや」という解決法

性格的には物事を白黒はっきりさせたいほうではあるけど、世の中、白と黒で分けられることは多くはない。
今日はうやむやにすることで、全体的に結果オーライになることがあるなーというnoteを書いてみる。

うや-むや【有耶無耶】
はっきりしないさま。曖昧あいまいなさま。また、いいかげんなさま。あるかないか、はっきりしない意。▽「耶」は疑問の助字。「有りや無しや」の意。goo辞書より

「うやむや」に漢字があること、四字熟語であることを初めて知った。(←日本語教師あるまじきでしょうか…笑)

三十路の一歩を踏み出そうとこのnoteを初めて半年ほどがたつ。
SNSを数年ぶりに再開し、やりたい事をあきらめない!とにかくアウトプット!!を目標に過ごしてきたけれど…なんだか最近はただただ情報に埋もれ、自分のキャパを思い知り、前に進めない日々を過ごしている。

悶々もーんな日々。

今までいたスタッフが辞め4月から1人で美容室を経営している夫も疲れがたまりイライラしている模様。

そんないらいら人間と話すとこちらのイライラも増幅するため、最近は夫が帰宅したら、私はベッドに入り寝る…というあまりコミュニケーションをとらない日々が続いていた。

そういう日々が続くとどうなるか。

私自身の仕事の悩みは堂々巡りで尽きることなく、
夫への不満も止まらず、
気持ちや体に余裕がなくなると子どもにもイライラをぶつけてしまい、
子どもも荒れだす…という負のスパイラル。

夫とはできれば月一でランチ飲みをするようにしていたけど、コロナ禍という事もあって、なかなか行けずに数か月を過ごしていた。

先日久しぶりに2人でほんの小一時間だけどランチ飲みに出かけた。

子どもが一緒にいる食卓では、子どもの食べこぼしに気を配り、姿勢を注意し、醤油がない!箸がない!!のリクエストに答え、一斉に話し出す子ども達の話に耳を傾け…夫婦で話したい事も話せない。

夫婦2人で最近のお互いの近況、子どもの事、夏休みの計画…子供がいないだけでこんなにも心穏やかにいろいろな話ができる。

日々の生活の中ではお互い余裕がなく、イライラをチクチクぶつけ合い、溜まっていくストレス。

2人きりでのランチ飲みで何かが解決するわけではない。
私の仕事内容が進歩するわけでもないし、
夫の美容室にお客さんが増える解決策を話し合っているわけでもないし、
子どもの最近のわがままに対する具体的な対応策が出てくるわけでもない。

それでも、うやむやなんだけど、吐き出して、それを否定せずに聞いてくれる人がいるだけで、救われる事がある。

10年以上夫婦をやっていると、たくさんのわだかまりがある。

そのわだかまりのほとんどは、うやむやなままだ。

コミュニケーション無しのうやむやは大きな歪みになってしまう。

でも、コミュニケーションをしながら色んなことをうやむやにしておくのは長く共に夫婦でいるためには必要な事だと思う。

うやむやなままなんだけど、コミュニケーションをとっておくことで、受け流すことができる。

アマゾンプライムは難民中だし、1週間に2回くらいは夫の帰りを待ち、子ども抜きで夫婦の「うやむやコミュニケーション」タイムを持とうと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?