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これからの住宅不動産業界で起きること。

おはようございます!今朝も勢いで書きます!

全国の地方の住宅不動産会社をはじめ、最近、業界ニュースで増えているのは、

・倒産
・賃上げ

の二つである。

倒産はコロナ禍にもあったが、コロナがあけてからも続いている。むしろ、これからの方が増えるだろう。

ゼロゼロ融資の返済が始まっていくことや、先日には日銀がマイナス金利も解除した。これで、金利は上がっていく。

融資の返済が難しくなり、倒産となる会社も増える。

このような中でも業界に追い風が吹くのであれば見通しは明るいが、むしろ逆風が予想される。

新築住宅の着工数が減り続けており、人口減少が進む国内において、これが今後、上向くとは考えづらい。

そして、一方で、賃上げである。今朝のニュースでも積水ハウスが30代若手社員の年収をこれまでより1.8倍の900万円に上げるとあった。また、同時に新入社員の給料も上げるという。大幅な待遇の改善である。

なぜ、このようなことをするかと言えば、社員を増やし、定着率も改善するためだ。お客が増えても、社員がいなければ仕事ができない。

これからは、集客力があっても、社員や取引業者を集める力がない会社は、業績が上がらない。

賃上げも、今は大手の一部になっているが、これも今後は競争力がある会社から順に行われていくだろう。そして、それができない会社はいづれ淘汰されていく。

以上のことから、業界ではすでに業者数の減少が始まっている。住宅不動産会社が減っているのだ。それも需要の縮小以上の勢いで減っている。

そして、そういうなかで起きているのが、業界内でのM&Aである。5年前では考えられなかった。これは住宅不動産業界に限らず、他の業界でも中小企業でのM&Aが増えている。

特に、住宅不動産業界のように市場の縮小に直面する業界で増えている。

これは何が起きているかといえば、「業界再編」である。

このような話を聞けば、これまでは大手企業に限った話のように考えられてきたが、それが変わる。中小企業でも、すでに起きている。

今後はもっと進むだろう。そして、それが中小企業の生産性を高めていくことにもなる。

これこそが、住宅不動産業界で起きている時流の変化である。 

この時流の変化をチャンスとできるかどうか。

それは、成長型のM&Aで会社を成長させられるかどうかにある。

それが、M&Aと聞くと、まだ自社とは関係ないこと、あるいはハゲタカファンドのようなイメージ、売られる企業はボロボロというイメージを持つ社長が少なくない。

そんな感性でいると、このチャンスを逃す。

次のチャンスを嗅ぎとって今日もステキな一日に。

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