見出し画像

仕事ができる人・できない人の違い。

おはようございます。今朝も勢いで書きます。

私が社会人になり仕事をするようになって、早いもので30年が過ぎた。その間、色んな人と仕事をしてきて、また多くの仲間やメンバーもいた。そのなかには仕事ができると思える人もいれば、そう思えない人もいた。

その違いはどこにあるのか。

それまでに学んできた知識なのか。それとも、これまでの経験なのか。あるいは持って生まれた能力なのか。

仕事ができる人とそうでない人の違いはどこにあるのか?

いま思っているのは、結局は仕事に向き合う姿勢ではないかということ。もっと言えば、自分の時間のなかで仕事にどれだけ向き合っているのか?あるいは、どれだけ仕事のことを思考しているか?

仕事のことをどれだけ考え続けているか?

この思考量で、仕事ができる人・できない人の違いが生まれるのではないかと思っている。

持って生まれた人の能力には大差がない。必要な努力をどれだけしたか。それによって、人の能力に差が生まれ、成果にも違いが表れるようになる。

このようなことが、よく聞かれる。

そして、仕事でいう必要な努力とは、どれだけ仕事のことを考えたかになるのではないだろうか。

例えば、コンサルタントであれば、ご支援先の業績を上げるために、どれほどの時間をかけて真剣に考えたのか?たとえ、まだ新人や若手で自分のご支援先はなく、先輩や上司のサポートとして付いていく場合も、同じである。どれほど、その支援先の業績を上げるために必要なことを考えたか。

あるいは、セミナーや勉強会などで講師として話すときに、どれほど自分の頭で考えて、テキストや資料を作成したか。これまでに誰かが作ったものをベースにしたり、切り貼りして作っていないか?

これらは自分の頭で考えることが大事。その繰り返しが思考力を高めていくことになるはず。

ところが、今は簡単に情報を得られる。ググれば、何でも教えてくれる。YouTubeを見れば耳からも情報を得られる。そのようなものがない頃と比べれば、答えにたどりつくのが早くなっている。

ただし、その答えというものは、何となくカタチにはなっているが、個性がない。面白みもない。どこかで聞いた内容である。なので、それを人に伝えようとしたときもパワーがない。

ググって情報を得る。YouTubeから役立ちそうな情報を得る。

これって、思考していることになるのだろうか。その情報をもとに、自分の頭で考えて、オリジナル化できたものは思考をしていると言えるが、果たしてそこまでしているだろうか。

簡単に情報を得られるようになればなるほど、人の思考力には差が生まれるようになり、仕事ができる人とできない人の差も大きくなっているような気がする。

思考力が高まれば、思考の質も高まり、良いアウトプットができるようになる。これが仕事力を高める。

そして、思考力を高めるには、はじめのうちは思考する量(時間)を多くすること。考える時間をたくさん確保すること。

仕事ができないなと思う人と仕事をすると、「あー、この人は休みの日は、仕事のことをまったく考えずに過ごしているんだろうな。」と休みでの過ごし方がなんとなく想像できてしまう。

決して、私も仕事ができるとは思っていないので、まだまだ考え続けなければいけない。

思考して、今日もステキな一日に。


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?