もはや伝説!〜人生で一番やっちまった話〜
今日も記事をご覧の皆さん、ご愛読いただきありがとうございます。
僕ね、実はランニングが趣味だったんです。
学生の頃に野球部だったおかげで年々足が早くなって、
体育祭のリレーメンバーにも常連になり、
高校生の時に校内ロードレース大会で上位30位以内に入って入賞したこともありました。
結婚して娘が産まれる前まで結構走っていたんです。
今は少し落ち着いていますが、そろそろまた走り出そうと思います。
さて、そろそろ何が起きたか説明しましょう。
高校を卒業してから数年後、僕がランニングしていることを近所の人が知ったようで、市内駅伝大会に選手としてスカウトされます。
市内駅伝大会に出た事のないそこのあなた!!
市内駅伝大会って、実は結構すごい大会なんですよ。
市長が開会の挨拶するし、市役所職員が出動してめっちゃ盛り上げるし、
ありがたいことにコースレコードや区間賞まで用意してあるんですよ!
そんなこんなで出場したわけですが、市内の猛者が集まっているわけです。
平凡な記録に終わった僕は次の年にリベンジを誓います。
そして巡ってきた次の大会、リベンジの舞台は整った。
練習も重ねて、コンディションもバッチリだ。
さあ走り出す。
1人抜き、2人抜き、
いよいよゴールが目前だ。
このままいけばゴール前で3人目も抜けそうだぞ!
さあみんなが繋いでくれた、肩にかけた襷に手を!!
。
。。
。。。!?
肩にかけた襷!?
ない!襷がない!!
一体何が起きたんだ。。。
そして僕はどうしたら良いんだ。。。
3秒考えてとった行動は、
逆走しかない。
ゴール前、一生懸命駆け登った坂を、
力なく下り始めます。
そして、襷は坂の下に横たわっていました。
“お前ふざけるなよ。。。”
と内心呟き、
『おーい!襷落ちてたぞ!』
と広報車から大きな声が飛ぶ。
“落ちてるなら拾ってくれよ。。。”
前代未聞です。
駅伝大会で襷を落としてコースを逆走したことがある男。
それが僕です。
チームはなんとか最下位を免れましたが、
終わった後の慰労会は、
『襷落とすなんてマジであり得ないでしょwwww』
とみんな大爆笑。
『これからのチームの合言葉は最後まで襷を繋ぐだな!!』
と今後語り継がれる伝説を残し、僕は駅伝ランナーを引退しました。
仕事でもやっちまった話はいくつかありますが、
僕の人生でこれを上回る失敗はありません。
いかがでしたか?
世の中色々な失敗がありますが、
失敗は伝説にすればいいんです。
きっちり責任を果たせば、ほぼほぼみんな許してくれますよ。
だけど、恥ずかしかったなあ^^;
それではまた!
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