写月

多摩地区にある大学に通う男23歳。同性愛者🏳️‍🌈 70、80年代歌謡、昭和史などなど

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多摩地区にある大学に通う男23歳。同性愛者🏳️‍🌈 70、80年代歌謡、昭和史などなど

最近の記事

夢のあとさき

明け方、懐かしい仲間の輪に自分の姿を見た。 それはあまりにも鮮明で胸がいっぱいになって、まだ陽も出ていない早朝なのに、思わずベッドから飛び起き、事の顛末をノートに書き留めた。 舞台は学校の廊下のようなところ。 当時所属していた吹奏楽部の同級生と担任の教師を交えて、私は談笑していた。 夢というのは、時系列や出てくる人物がごちゃ混ぜに仕上がるケースがある。 今回のも例にもれず中々可笑しかった。 登場人物である部活の仲間達は、当時の姿そのままなのに、担任がなぜか普段愛聴して

    • iPod nanoを買いました

      大学の授業から帰ってきたら、3日前くらいにフリマサイトで買ったiPod nanoが、届いていた。 手に入れた機種は、2009年9月に発売された第5世代のものである。  なぜ今更iPodを買ったのか。 それは幼少期の願いを叶えるためである。 当時テレビで流れていたiPod nanoのCMは、小学生の私に鮮烈な印象を残した。 カラーバリエーションの豊富さ、コンパクトな形状、そして何より音楽が聴ける! なんておしゃれな商品なんだ!と思い、すぐさま親にねだった記憶がある。 しか

      • 正月の憂鬱

        ※このエッセイは本来は昨年末に上がる予定でした。 12月の暮れ。年の暮れ。 この時期のスピード感は異常だ。 毎年感じるけれど、普段の3倍は早く日常が過ぎていく。 それはそれは目まぐるしい。 クリスマスが終わった途端、恋人たちの季節は終わり、急に家族で過ごす(ことが正統とされる)正月へシフトチェンジ。 クリスマスツリーは門松に。 苺のショートケーキはお雑煮に。 浮かれ切った華々しいクリスマスはどこへやら、人々は神仏にお参りをしに仰々しいほどの長い列をつくる。 街はクリ

        • 願ってゲイに生まれてきた?

          自分が「普通」と違うと自覚したのは、小学3年生の頃だった。 自室で1人、当時中継していた『世界水泳』を何の気無しに眺めていると、ブラウン管の中の1人の選手に釘付けになった。 その名は入江陵介選手。 陳腐な表現だが、身体中に電流が走った。 なめらかな肩のラインに、豊かに隆起した胸。しなやかで筋肉質な四肢。そして何より、甘く端正な顔立ち。私はそのパーツの一つ一つを自分の似ても似つかないそれらと比べて、なんとも言えない興奮に浸っていた。紛れもなく大人の男という感じだった。 人

        夢のあとさき

          自己紹介

          はじめまして。 多摩地区の大学に通う現在23歳です。 夏の終わり、まだまだ暑いけれどみなさん元気ですか。 私は夏バテはしてないけれど、精神的にちょっとダルい時期にいます。(なぜならいまだに就活やってるから) 就活の現実から逃げるために、みんなの投稿みたりしてるけど、 でもそれだけじゃなくて、やっぱり自分で色々書いてみようかな、なんて思ってます。 きっと思考の整理に役立ってくれると思うからね。 元々文章書くのは割と好きな方なんです。 あっ、ちなみにゲイです。 ネット上って、

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