私を途中からしか知らない人は突然の服装の変化に「どうしたの？」と聞いて来ましたが、母に言わせれば

「あんた昔から男の子みたいな格好ばかりしてたもんね」

そうなんですよ。
私元々「男になりたい」人間だったのです。
あ、別にジェンダーチェンジをしたいと思っていた訳ではありません。
ただ、自分の気質的にはどうしても女性じゃなくて男性的な部分が勝っていたのです。

高校の時などは演劇部に所属しているのをいい事に、たまに男子の学生服着て校内をウロウロしてました。
演劇部で演じるのはもちろん全て男役。
大学に入り社会に出てもあまりその気質は変わりませんでしたが、お陰様でいつの間にか黙っていると「怖い」と思われるようになってしまってましたけどw

「最初は怖かったけど、喋ると面白い人なんだってビックリした」

と、仲良くなれた友達からは笑いながら言われる事もしょっちゅうでした。
昔は喋っても大して面白くない人だったらしいのですけどねw

どうして喋っても大して面白くない人が「喋ったら面白い人」になったのかという事も、そのうちお話します。
人から言われた事でショックを受け、悲しくなったり悔しくなるって、割とその後にどう行動するかで自分を変える起爆剤にもなるものなんですよね。

そんなこんなで髪型や服装などはマイナーチェンジして男性っぽく戻しましたが、人に恐怖心を与えないようにする喋り方や笑顔の練習はその後も生きていると思います。
配信していて「優しそう」と言って頂ける事があるのは、多分この時に練習した喋り方、声の出し方、そして言葉の選び方が生きているためだと思います。

顔出し配信をしている時には、常に自分の表情に気を使っています。
配信者の方には色々な目的があると思いますが、配信は自分にとっていわゆるひとつの仕事だと思っています。
直接的な仕事じゃないし、仕事の宣伝をしているわけでもありません。
それでも自分という人間を表現し、魅せるエンターテインメントの場である事には間違いありません。

いわゆる自分をブランディングして価値を高める場だと思っていますので、顔出しの時には服装、髪型、姿勢まで含めて「きちんとした格好」でを心がけています。
本当は背景まで気を使えれば一番いいのですけれど、裏にある倉庫から背景に置けるパーテーションを出してくるのが面倒臭いので、そこだけが甘くなってます。
そのうち出してこようw

もう少しだけ続きます。
興味を持たれましたら、どうぞ引き続き読んでやって下さい。