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読書記録① 『与える人になりなさい』

大学の図書館で出会った1冊。

『与える人になりなさい/大山皓生』

今日読み始めたのに、気がついたらこの本のストーリーに惹かれて読み終わっていました📖

沢山の人との出会いと言葉、そして想いが詰め込まれた、心温まる物語でした。

心に響いた言葉の一つ。
「いま目の前にあることを全力でできない人は、たとえ自分の道を見つけたとしても、結局中途半端になるだけ。」

今出し切れる全力を出していますか。と自分に問いかけたい。

私が憧れを抱いてきた人たちは、常に全力で、一生懸命で、真っすぐで、何かしら前に進み続けている人たちだ。

私はこれまで自分のやっていることに意味があるのか、ばかりを考えていた。大学の講義も、自分の興味本位で始めた習いごとも、留学も。

それは私のやりたいことが、未だ定かではないからかもしれない。

“自分が将来やりたいことに繋がるんだろうか。”
ずっとその疑問があった。今取り組んでいることも全部そうだった。
疑問を抱くと同時に、ずっと不安もあった。

早くこれからどうしていくのかを決めなきゃ。
そればっかり考えてた。

よくよく考えてみたら、今やってることが何に繋がるかなんて、その時にならないと分からない。その時の自分は意味があるのか疑問に思っていたとしても、自分がやってきたこと・経験・出会いが、また新しい何かに繋がって、輪が広がっていくんだから、意味がないことなんてないはずなのに。

「今」という時間、
「今、自分の目の前にあること」、
今しか与えられない「機会」と今しか出来ないかもしれない「経験」、
運よく出会えた「人たち」。
を私は”軽く見過ぎてしまっていたのかもしれない。大切にできていなかったのかもしれない。”と思い、最近ずっと感じていたもやもやが少し晴れた。

もちろん、「何のために」という意味や価値を考えることも時には必要だけど、今の自分には、目の前にあることを全力でするという純粋さと本気度が欠けていたなと。

また新たな視点を与えてくれた本との出会いに感謝です。

次回の読書記録もお楽しみに!!🌙

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