1月元旦、2月旧暦元旦、3月宇宙元旦。
始まりの三連発コンボがたたみかけ、
切り替わりがグラデーションのように起こるシーズン。

西洋占星術における、物事が進みやすい（ブレーキかける人が誰もいない）全順行期間（1月27日～4月2日）に重なっているのも面白い。

あけましておめでとう！が続くめでたさはありますが、始まる前には終わりがあるように、リセットが立て続くとき。
山羊座～水瓶座～魚座にあたるシーズン。
12星座のラスト3星座は、自我を手放すというテーマがあるので、「自分はこうだ！」みたいなものが良くも悪くも崩れるタイミングでもあります。
精神的な急成長をしやすい（促される）のは、わりとこの期間なのではと感じます。

そんな中、今年のビッグイベントの冥王星水瓶座入り（2回目）は明日！
逆行して山羊座戻りを経て、再び水瓶座へと完全移行するのは年末頃です。

☟ 詳しくはコチラをご覧ください。2026年までの流れやマニアック解説など結構ボリューミー。

水瓶座の守護星である天王星は「反転」が得意。
マイノリティとマジョリティなど、天王星の影響によりさまざまなものが反転するということは、陰の部分に光が当たるということでもあります。

地球規模で東洋の潜在的な力が注目され発揮されていく流れの中で、個人的にも東洋の暦や占星術に興味が向かっています。

色々な暦による、新年の始まり

1月　元旦　※毎年必ず1/1
新暦／グレゴリオ暦／太陽暦…
・西洋にて太陽の動きを元に人間が設定したカレンダー上の始まり
＝人為的、社会的、物質的、太陽ベース

2月　旧正月＝春節　※今年は2/10（1/22～2/19の間）
旧暦／中国暦／太陰太陽暦…
・東洋における月の動きを元に太陽の動きを加えた暦による始まり
＝天文的、自然的、精神的、月ベース

3月　宇宙元旦・春分　※今年は3/20
・西洋占星術における始まり＝牡羊座０度（黄経０度）に太陽が入る
・東洋における二十四節気（黄道を24等分した季節の指標）の春分にあたる
＝天文的、自然的、精神的、太陽ベース

太陽は陽・男性性、意志や目的意識を高めるのに対して
月は陰・女性性、無意識や生命の営みを司っています。

元旦から物質的に1年の始まりを迎え ＋＋
旧正月から肉体や無意識からの切り替わりを感じて －－
宇宙元旦にはそれが顕在化して精神的な１年が始まる －＋
そんな流れがあるのかな。

旧暦は月をベースにしており、今も東洋の多くの国では旧正月を祝う伝統があるそうです。
今は旧正月にあまり馴染みのない日本も、現在の新暦に切り替わる明治以前までは旧暦だったそう。
月のサイクルが誰にとっても身近なものだった、それは現代よりも男性性と女性性との調和や肉体的な調和が取れて、霊的な感性が豊かであったんだろうなと想像できる。
新暦の男性性サイクルの中の社会の中でも旧暦を意識することで、潜在的に思い出してくるものがあるのではないかな。

振り返ってみると旧正月のタイミングは、内面から切り替わる感覚がありました。今後は節目として意識してみようと思います。

また、四柱推命における１年の始まりは「立春」（今年は2/4）
春の訪れを意味する立春は、二十四節気における始まり、新年。
前日の「節分」は、大晦日に当たりますね。

☟ 詳しく、わかりやすく、参考になりました！

二十四節気における、おおよそ冬至～春分までの3カ月間。
一番暗くて冷たい土の中で栄養を蓄え、芽が顔を出すまでの期間。

元旦が立て続くこのシーズン、外の世界の「始まった感」に焦らず、人から見えない部分こそ大切に過ごしたいですね。
そうそう、デジタルデトックスにも最適なときです。

2024年のイメージと連想

2024年は、2+0+2+4＝8で、8の年。
東洋で全方位を表す8。八百万の神、八は末広がりと言うように、8は東洋的・日本的な数字だなと思います。（西洋はラッキー7のイメージ。）

そして2024年は辰年＝龍の年。
八岐大蛇やウロボロス∞など、龍そのものは8という数字を連想させます。
辰は振るえる、振動という意味を持つようですが
まさに辰（龍）の波打つ姿は、振動の波形のよう。
冥王星が移動する水瓶座♒のマークも波動や電波を表していますし、水瓶座はシェアし分かち合う星座。

8。辰。水瓶座。
それぞれが持つバイブレーションが大きく「共振」し「循環」する、そんなパワフルな年であることを感じています。

そんなことからも東洋の潜在的な力が解放されていくことを感じ、
また、龍＝ドラゴンへの注目の集まりは占星術界においても同じく
東洋の占星術の広まりや、ひとりひとりの龍＝ドラゴンポイントも活性化していくと思います。

西洋占星術とインド占星術はレイヤーの違い

私が学んできた西洋占星術におけるドラゴンヘッド・ドラゴンテイルは、魂の領域と繋がる回路であり、私もリーディングやセッションの際は重要視しています。

その観点の元であるインド占星術はドラゴンポイント（ラーフ・ケートゥ）を惑星とみなしてより重視し、それぞれの意味合いも西洋のものとは異なってきます。

西洋占星術は太陽を重視し「実現」がテーマで星読み。
インド占星術は月を重視し「解脱」がテーマの星読み。

物質的人生での、自己実現や自己表現。
魂的な人生への、物質的人生からの解脱。

ホロスコープは人生の設計図や魂の青写真といいますが、
どちらの方向性も、どちらの視点も（レイヤーも）観ていくことで
肉体を持った人間として、魂と繋がり深い喜びを感じて生きることへの
覚悟やヒントを得られるのだと思います。

私は西洋占星術では太陽乙女座、月蟹座、ヘッド牡牛座、アセン射手座。
インド占星術では太陽獅子座、月双子座、ヘッド牡羊座、アセン蠍座。
（実は、西洋占星術での太陽を人生の中である程度実現できたときからずっと、インド占星術に後ろから肩をたたかれているような感覚がありました。霊的レイヤーの私は、結構激しめ。特にヘッド牡羊座がしっくり…）

なぜこのようにサインが変わるかというと
春分点を基準にしたトロピカル方式（西洋占星術）
恒星を基準にしたサイデリアル方式（インド占星術）
異なるサインシステムにより24度程のズレが生じるからです。
大抵の場合インド占星術は西洋占星術のひとつ前のサインに移動することが多いです。（24度辺り～29度の度数の場合サインは変わらない。）

正解はない。自分が意識を向けるものに共振する。

そのように、占星術という長い長い歴史あるものは
それぞれの時代と、土地と、その人たちの精神性によって発展してきた
無数の流派があり、その中にもたくさんの理論や考え方やシステムや流派があって、さらにその中にも…

占星術を学び始めたときは、その複雑さや膨大さは、最初にぶつかる難関だと思います。（独学で学んでいる人は特に…）
お客さんからも、西洋占星術におけるハウスシステムがいっぱいありすぎて何を選んだらいいのかわからない、考え方のどっちを採用したらいいかわからない、とご質問をいただきます。わかりみがすぎる…！私もそうでした。

どれが正解、どれが間違っているなんてなくて。
全部正解。
全部ある。
元はひとつだから。

どんな占星術も、星と人間の繋がりを示したもの。
そしてそこにある我々の根源的な想いは
その叡智を活かして人生をより良くして幸せに生きたい。

だから感覚で、試してみて、自分の好みで、
自分にフィットするバイブレーションを選べばいいと思う。

今の自分が意識を向けるバイブレーションと共振して
それは自分の中での正解になるのだから。

違和感があるけどなんか気になる…のも
無意識的フィットだったりするので一概には言えませんが…！

占星術における考え方で私が好きなのは
「その惑星の象意を人類の集合意識が受け容れる準備ができたときに、
私たちの前に新惑星は姿を現す」ということ。

占星術家リズ・グリーンもこう言う。
「個人のチャートは、内的な心の状況を反映している。決してそれは外的な出来事を表示するものではない。チャートは、心の体験を示すのである。」

自分の中にそのバイブレーション、音が生まれ始めるから
そのバイブレーション、音に共鳴するものが現れる。

どこまで行っても、内が外へ反映なんですね。

占星術を例にしましたが
全てのことにおいて言えることなのだと思います。

【 リアルイベント】

渋谷ミヤシタパークEQUALANDさんのイベント「未知の駅」にて開催。

1月27日（土）・1月28 日（日）　
インド占星術を加えたリーディングを初めて試みます。※残り2枠

1月27日（土）14:00～
星と音と私のWork Shop
占星術×数秘術×カタカムナを使って、自分の生まれ持つ数字や名前の音から、私を研究してみよう！

【オンラインワークショップ】

ホロスコープWork Shop各種　アーカイブ動画を販売中！
MY KINGDOMは現在100名以上の方に受けていただいたプログラムです。

【オンライン個人セッション】

水瓶座シーズンの受付開始中！
インスタグラムのストーリにて日程ご案内します！
西洋占星術による90分のセッションとなります。
☟ 詳細はコチラから

ユリコスペイシー
占星術家

〈 instagram 〉＠yuricospacy
https://www.instagram.com/yuricospacy

〈 SHOP 〉
https://yuricospacy.stores.jp/

〈 YouTube 〉
https://www.youtube.com/@yuricospacy

〈 星読みセッション 〉
https://yurico0910.wixsite.com/mysite