何のために、何を食べるのか!がん対策も大事だ! 『雑感101 がん対策と腸とたんぱく質、他』


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(2023年10月15日記)

今回のテーマは、「何を食べるか」です。
食べる物と健康についての関係は、私が身をもって「悟り」ました。
なんせ、20代後半で、高コレステロール、高中性脂肪、高脂血症、狭心症で、医者から「あと3年の命です」と宣告されましたからね。
で、「自分の生き方に耐えられない体なら不要!」と、ライフスタイルを変えない私でした。
その時は、そんな体なら要らない、命も要らないや、としか考えませんでした。

子どもの頃から口にする野菜は、キムチ、じゃがいも、トマトのみ、あとのほとんどは肉です。
朝から夜まで肉・肉・肉に、甘い物を山盛り、タバコは1日200本、酒を呑みに行けば300本、週に何回か酒を呑む際は、その後に筋トレがあろうと呑む時は目一杯、何をするのでも最善、手抜きしない、がモットーなので、小さな体でブランデー1本か1本半、シャンパンボトル半分は呑んでいました。
私はだらだらした中途半端が大嫌いだったので、あとで○○をするから加減するくらいなら、初めから呑まん方がいい、というルールです。

ただし、筋トレマニアなのに、筋肉の肥大にマイナスなアルコール摂取に対して、自分流のペナルティを課していました。
この件は後述するとして、さらに毎日4時間も眠ったら上出来、とにかく起きて活動なり読書が一番という生活でした。
今から思えば、酒量、タバコの量、甘い物の量が常軌を逸していて、よくぞ我が肉体はえてくれたな、緩慢な自殺行為だとあきれるばかりです。
いわゆる「バカ」です!

で、今回は、知人が「ガン」になったということもあり、紹介する食物は「きのこ」にしました。
ガン予防という目的の他、やはり健康増進・維持です。
きのこ、バカにできません!なかなかの実力者なんです。

2021年、アメリカの医学研究グループが2万例のガンの症例を研究したデータを発表しました。
2万例という数字は信憑しんぴょうするに値するものです。
それによれば、毎日18グラムのきのこを食べる人は、食べない人に比べて、ガンのリスクが45%減ります。
特に女性では乳ガンリスクが大きく下がるそうです。
乳ガンのピークは2回あって、45~48歳、60代後半~70代です。
ちなみに、2019年の乳ガン患者は9万7142人で、全ガン患者の22%もいます。

1日18グラムは、しいたけMサイズで4分の1、ぶなしめじ、しもふりひらたけ、まいたけで5分の1です。
えりんぎなら2分の1になります。
そして、まいたけには抗腫瘍作用発現物質のMDフラクションが含まれていて、マウスの実験では、ガンの増殖阻止率が約87%でした。
この他に、免疫細胞を活性化させて、ガン細胞を殺す働きもあります。
まいたけは、汁ものにしても効果アリ、です。

きのこの長所、他にも、腸内環境を整える食物繊維を含み、免疫力も向上させます。
食物繊維量は、各100グラム中、

干ししいたけ    6.7グラム
生しいたけ     6.4グラム
まつたけ      4.7グラム
きくらげ      5.2グラム
まいたけ      4.3グラム
ひらたけ、エリンギ 4.2グラム
ぶなしめじ     4.2グラム
あらげきくらげ  20.6グラム
えのきだけ     4.6グラム

です。

きくらげ、えのきだけ、よるしめじ、まいたけ、これらはフライパンで炒めると成分が油に溶けて、フライパンに残ってしまうのでNGです。

きのこのビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨粗鬆症こつそしょうしょうを防ぎます。
きのこは使う前に1~2時間、天日干しにすると、ビタミンDが4倍以上になるので励行して下さい。
ゆできくらげは、しいたけの6倍以上のビタミンDを含んでいます。

きのこには、「エルゴチオネイン」というアミノ酸が含まれていて、心疾患、認知症に関係していました。
この濃度が低いとリスクが高まるのです。
高齢者のフレイル予防にも効果的な成分です。
摂取したい量は1日5ミリグラムですが、ひらたけ100グラム中50ミリグラム、えりんぎ100グラム中25ミリグラムと豊富に含まれています。
肌に対する美肌効果もあるのです!

高血圧の人には、なめこの味噌汁が効果的です。
なめこには塩分排出のカリウムが、100グラム中240ミリグラムも含まれています。

変わったメニューでは、きのことキムチとチーズのピザも有効です。
きのこでも『きのこの里』は例外です!美味ではありますが。

腸内環境ということでは、腸は第2の脳と言われ、脳腸相関なのです。
乳酸菌・ビフィズス菌などの善玉菌、
ウェルシュ菌・ブドウ球菌などの悪玉菌、
大腸菌、連鎖球菌などの日和見ひよりみ菌があり、
理想的な比率は2対1対7です。
ビフィズス菌は腸内に100億個ありますが、老年期には100分の1になってしまいます。
日和見菌は、その名の通り、日々、腸内で優勢な方に転換するので、善玉菌に良い食物が入ってきて善玉菌が活性化すればそちらに流れ、逆に腸に悪い、悪玉菌の喜ぶ肉・脂肪・甘い物!・アルコール・加工食品・添加物が入ってくれば、悪玉菌に流れてしまうのです。
ただし、肉といっても、脂肪がガンです。
善玉菌が元気に働くと、体内に老廃物はまりません。
免疫システムは腸が司令塔なので、よくよく考えて食べて下さい!
善玉菌のご馳走は、食物繊維、乳酸菌、ビフィズス菌、オリゴ糖などです。

基本的に食事、睡眠、運動のバランスが核になります。
オススメは乳酸菌、ビフィズス菌を摂ることですが、朝、起きたら白湯さゆ一杯からが有効です!
食品では、

ヨーグルト
味噌
キムチ
納豆
つけもの
チーズ

などの発酵食品がいいでしょう。他では、

ごぼう
玉ネギ
キャベツ
とうもろこし
ライ麦
バナナ
リンゴ
キウイ
大豆製品

です。

なるべく体を動かし、食事は就寝3時間前までにすませ、カフェインとアルコールはNGです。
食物繊維ということでは、味噌汁にわかめと豆腐がいいです。
たんぱく質、ミネラルも、というならば豚汁です。
たんぱく質では、ツナ缶、厚揚げ、油揚げがスグレモノでした。

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