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朝一番で、河内國一之宮 枚岡神社に参拝してきた。

鹿の像があり、赤い朱色の建物が印象的。また、アメノコヤネノミコト様がお祀りしてあり、奈良の春日大社に似ている。やはり、この地から奈良に御霊を分けられたとのことで”元春日”との名があるとのこと。水が綺麗でそこにたたずむと額から澄んだ気が入ってくるような場所…

駅では軽登山姿の方々が沢山おられ、裏山の神津岳本宮に向かうハイキングコースなどを目指されるのだとか。

私も片道40分から1時間程のハイキングなら、ご一緒して本宮を参拝したかったが、サマーサンダル履きできてしまっていた。おまけに境内の濡れた石段で滑ってしまったので、危険を感じて登山は諦めた。

”また、来なさい”と言われているように思った。

境内は修復工事の真っ最中。次に来る時は新しい建物が建っていることだろう。楽しみだ。

自宅から駅までの道すがら、ご近所の庭先に真っ赤なニチニチソウが咲いていた。紫がかった赤がクッキリと印象的で、きっとnoteのテーマはこの赤い花だと第一印象で思った。

赤い花で思い出す映画…『野火』ケイトウの赤い花が揺れていた。誘惑の赤。食べたい気持ちと食べてはいけない誘惑の赤。

塚本晋也、脚本、制作、監督、主演。2014年公開映画。大岡昇平原作。

戦時中、原作者が体験したレイテ島での惨劇を題材にしている。飢えと恐怖の極限状態で、人肉を食べるカニバニズムの誘惑。戦後も叫びながら食事する帰還兵の異様な姿…

最近の綺麗ごとばかりの戦争映画とは一線を画す人の姿。やっぱり戦争は怖いと思った映画だ。第二次世界大戦の敗戦下の日本兵の飢えの苦しみを思うといたたまれない気持ちになる映画。


朝みたニチニチソウは『野火』のケイトウとは、全く違う印象だ。

”行きたい場所に、さぁ、行って来なさい。”と元気に送り出してくれているようだった。

花一輪、ただの人間の主観だけど、捉え方によって全く違う印象を残す。

平和が1番。ニチニチソウの花言葉は”友情”

世界中が友好的に平和でありますように!


神社参拝は、気持ちがスッキリして好き。もうすぐ夏の大祓い。春日大社に行ってみようと思う。元春日と春日大社。セットで参拝させて頂くのも何かのご縁。半年分のけがれを払って、新たな半年を迎えたいと思っている。










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