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アルツハイマー新薬他(12/13ニュースより)

アルツハイマー病新薬「レカネマブ」


公的医療保険が適用されますが、患者1人の年間費が約300万。
最近、子育て支援に舵が切られてきましたが、どのような世論の反応となるか。
ちなみに、認知症の進行を抑える薬であり、治す薬ではない。
したがって、対象は軽度認知症の人に限定される。
処方までのハードルもかなり高い。
しかし、なにはともあれアルツハイマーの原因物質に直接働きかける薬は初であり、今後の認知症薬の進化に期待したい。

東京都が公表した独自事業


「高齢者のADLや要介護度を維持・改善する事業所に報奨金を交付する」
つまりは、元気に回復すれば介護事業所がお金もらえます。
現在の制度では、介護度が重くなるほど事業所の収入は高くなる。
それは理にかなっているんだけど、リハビリ頑張って回復したら、
事業所の収入は減ってしまう。大きなジレンマ。
行政としては、みんなの介護度が下がれば社会保障費が減るから嬉しいけど、事業所側は収入減になるから積極的に進めれない。そこで今回の報奨金の話が出てきた。
この東京モデルが、介護保険制度に組み込まれる時が来るのかな。

健康保険証の発行を来年秋に終了


予定通りマイナ保険証に一本化する。発行済みの保険証は2024年秋以降も1年間は使える猶予あり。
マイナ保険証を利用していない人には「資格確認書」を発行して、受診できるようにする。
寝たきりの人や施設入所の人は、マイナ保険証発行のハードルが高いから、資格確認証を役所で発行しないといけなくなる。
個人的には、薬情報をマイナーポータルで確認出来たり、様々な情報を一元管理できるから大賛成。どんどんデジタル化が進んでほしい。