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“サブプロット”を考える|長編小説の書き方

今日は土曜日。
毎週土曜日は長編小説を書く日!と決めて23年12月23日にスタートした企画は、以下まで進んだ。

1.長編小説を書く手順を考える
2.メインプロットを考える
3.メインプロットを考える No.2

今週は書き始めるぞ!っと先週宣言していたが、自分が書いた「小説を書く手順を考える」をみてみると、メインの次はサブプロットが必要だというではないか!

↓先週の記事はこちらから

↓「長編小説を書く手順|記事まとめ」はこちらから

今日こそ書こうと思っていたが、今回は調べた通りにやってみようという実験でもあるので、今週は「サブプロットを考える」をすすめていく。


サブプロットとは?

最初に調べた時は「感情」とまとめていたが「サブキャラクターの物語」や
「舞台設定や世界観の移行」というものも、サブプロットとして、メインプロットと同時に起承転結する必要があるということだ。

私の今回作ったメインプロットには、それもう盛り込んでしまっているかも?と気づいたので、その部分を抜き出してみる。


メインプロットからサブプロットを抜き出す

作品名がないと呼びにくいので、作ったプロットに“神社物語”と仮の名前をつけておく。
サブプロットだと思われるものを【 】でかこっていこう。


“神社物語”メインプロット

第1幕:問題提起

1場:物語の始まり
・村の神社に異変がおきる
・血を流す?水があふれる?
・主人公にしかわからない、見えない
→・じいちゃんと二人暮らし
→・村はずれに住んでおり、村人とは折り合いが悪い(じいちゃんが偏屈なせいだと思っている)

2場:主人公が目的を持つ
・神社の異変を止めたい
→じいちゃんを助けたい(村のためより大切な人のためなど、個人的な理由の方が動くのではと思った)

第2幕:挑戦と挫折

第3場:最初の課題
・お札関連については名家が仕切っていた
【→・名家の長女も異変に気付いていた】
・村の祠のお札が古くなったから新しいものにかえなければならない
【→・名家の長女はお札をどのようにしたら良いか教えてくれない】
【→・主人公には見える神社の異変が名家の長女にはわからない】
→・しかたないので名家の長女が協力してくれることになった
・村のお札が古くなると村がこわれる→(名家の長女におしえてもらった)
・お札を作る人に会いに行くが話を聞いてもらえない→(村に住む人)
→村には名家とお札づくりの家がある

第4場:重い課題
・お札関連の名家の仕事なのに主人公がでてきて(村のお札を作る人にも)邪険にされる
・お札を操る特殊能力をもっている/だから村の異変にも気づく(主人公は名家の隠し子だからだが本人は知らず)
・村のお札を作る人がお札で仮止めした/命が半分げずれた(もうお札を作ることはできない)
→・1か月くらいしかお札の効果ない
【・全国の祠にも異変がある】
・この祠自体を完全に封印or破壊しなければならないと思い調べる旅にでる

第5場:転換点・状況の再確認

【・名家の人もついてくることになった/名家の子は自分の家業だから】
・(実は)お札は、一生に1枚か2枚しか作れないもの。自分の命を注ぎ込むから沢山は作れない→(主人公はこの旅で初めて知る/名家知ってる)
・お札は自分の村の祠守るためにそれぞれの村でお札の係の人が作ってる
→(それぞれ、管理する名家とお札づくりをする人がいる)
・祠があるのは全国に7つ(チャクラにちなんで)
→日本の地名をもとにしつつ架空の国にする
【・全国の祠も異変がおきているようだ】
→・自分も体調が悪い(名家には秘密)

第6場:最大の課題
→・主人公達の目的、祠の完全に封印するための情報収集
・全国のお札づくりできる人は敵対しているから、情報がもらえない。拒否される。(じつは7の名家の主が画策したこと)
→・お札の作り方(お札の家系の人は、子どもが7つになったら、1つお札を用意して毎日祈祷?させる。その人の命の源みたいなものを毎日お札に込めてゆき、70才で1枚完成する。それより前だと半端なものになる
・自分の村のお札作りのひとは40歳くらいだったので、仮止め程度のものしかできなかったのはそのためだった。お札作りの家系も子どもが
生まれればお札づくりをするが本人の力によって仕上がりは違うし、70歳より前に途中で使ってしまうと老ける。お札と一心同体だから、お札がなくなると体の一部がなくなる感じ。)
→1~6チャクラの村は100年に一度7の村(主人公の村)が襲いに来ると知っていた。
【・名家の子が力ずくで奪おうとしてバトルになる(名家の子は自分さえよければよいタイプにそだてられている)→戦うのは名家同士】
・名家の子が命を狙われたので、主人公もバトルすることになってしまう
→・実は昔はお札の家と名家は結託して他所の祠からお札を取り合う戦争をしていた。(今はそれぞれ作れるから戦争していなかったが、今回主人公の【村の祠のお札が予定より早くダメになったた戦争がふたたびおこった/主人公のところはストック無し→実は主人公の村は名家が優しくて代々こども1人にしか作らせなかった、他の村は子ども沢山生んでいっぱい作っていた)
→・どんな何の戦いをするのか?チャクラにちなんだ能力
→・1の村バトルする。波動を奪い合う。波動が低く重くなったら動けない(怒りと悲しみ無力感)(波動を言い換える→夕波、挙措きょそ)】
【→・バトル後、主人公達の目的が「祠を完全に封印する」ことだと知ると1の名家は協力してくれることになった】
→・ストックのお札or制作中のおふだを手に入れてひとまず7の村に戻り、祠を仮止め。
→・2の村は理解があって優しい、制作中のお札くれたけど、こどもの作ったものだから効力は弱い
→・3の村とは折り合いが悪く、お札もらえなかった、先を急ぐ
→・6の村は面倒見がよく、主人公の躰の異変に気付いてくれる、本気のお札をくれたが、7の祠のパワーが強くなっており、少ししかもたなかった
→・4の村真面目でやりかたが悪いと怒るが、6とは仲が良いので話を聞いてくれ、お札をくれた
→・5の村目立ちたがりで、バトルになる、最終的に他の村をまとめてくれる

※チャクラとは?

第3幕:物語の終焉

第7場:どんでん返し・最後の課題
・主人公は神様と名家が大恋愛してできた子どもだった
・祠を完全に封印するには、自分がこの世からいなくなるしかない。
・主人公は人間の魂?霊力を吸って生きることができる。その中でもお札造りができる人の魂は10年もつ。だから魂を主人公にすわせるために、お札づくりの人を探させて、魂をすわせるために敵対させた。
【→ほかの村と敵対させることでお札を奪いやすくしていた】
・育ての親には預けられていただけ/育ての親は名家をサポートする家系
・村の異変は主人公の体の異変とリンクしていた。
・村自体、主人公の体を現世に縛り付けるために名家の主が作ったもの。
・名家の主の神様への愛を示す唯一のものが主人公の存在だった。
・主人公は不死鳥のように最後老衰したあと、チリの中から生まれる。を繰り返して何百年も生きていた存在だった(チリ?神話の中で復活の良い方法を探す)
・全国にある祠も主人公の体とリンクしていて、そこのお札をゲットすると自分の体も調子がよくなる(第7チャクラは自分の村)

第8場:エピローグ
・主人公はこの世にいることが許されない存在。だから自ら浄化されこの世からいなくなることで、祠は必要なくなる。
【・想いから生まれる呪いは穢れは日々、ひとりひとりが浄化しなければならない。すぐよどむから】
・名家の子に赤ちゃんが生まれて、その子が主人公の生まれ変わりだとわかる印(あざ?ほくろ)がある


分けてみた感想としてメインとサブは絡み合っているので、すっきりキレイにわけるのは難しいなと感じる。

これは考えると煮詰まりそうなので、穴があるかもしれないが軽くスルーしていこう……。

サブプロット完成!

はい!もうこれで完成にしてっさっさと書く方向へ進もう!

来週は『イナバシさん!登場人物をきめる!』です。

記事を引用させていただいた方々ありがとうございました。

↓前回の記事はこちら




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