マガジンのカバー画像

会社員が一生モノの“実のある仕事”を創る方法

21
事業承継問題を抱える会社を個人で引き継ぐ方法の基本的なことを網羅します。買うか否かの最大の基準は「自分が一生楽しめそうか否か」です。人生100年時代に、自分の興味のある仕事を一生… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

⑯エピローグ;副業よりも買収

 私が最初の会社を買収した際にはまだサラリーマンでしたので、限られた友人にしか言っていませんでした。  その時の反応は、「はあ?! なにやってんの?」という反応が100%返ってきた後、まったく関心を示さないか、「大丈夫なのか? そんなことやって」という心配するかどちらかでした。  業績が非常に悪い状態で買収していましたので、数カ月の間うまくいかない時期が続き、その時は打合せの帰り道では「このままカネだけなくなるんだろうか?」「会社の仕事に支障が出たら言いわけができない。そ

⑮中小企業を買うために必要な心掛け

【こんなサラリーマンはM&Aに向いている 】

有料
100

⑭会社を譲り受けた後、どうすればいいのか?

 無事にM&Aに成功した後に、自分がフルにその会社に時間を投入できる人は、特別に言及することはありません。毎日会社に行って頑張るべきです。

有料
300

⑬運命の売り手と出会うために…

 また、小規模事業者のM&Aの世界では多分に感情的な要素が入ってきます。ほとんどの会社においては売主は創業オーナー社長であり、自社の現状がどうであろうとも自分が育ててきた大切な会社です。ですので、いくら高いお金を出されても「お前らなんかに売るくらいならば、畳んだほうがマシだ」と考えるケースもあります。そこまでは極端だとしても、後に残る社員のことを考えて、金額だけでなく相手の素性や業態を判断材料として意識したりします。

有料
100

⑫買いたい会社の、本当の選定基準

 買い受ける会社を探すことにおいて最も大事なことは、自分のポリシーを決めておくことです。例えば私の場合決めているのは、外食産業と介護関連産業には手を出さないことです。(あくまでも私の個性を考えた基準ということで捉えてください)

有料
100

⑪買いたい会社の何を見るべきか、聞くべきか

 サラリーマン仕事ではありませんので、買収できた後は全て自分に責任が降りかかってきます。ですので事前の調査・ヒアリングには大きい意味があります。

有料
100

⑩中小企業M&Aの仲介手数料の妙

 小規模事業者を譲り受けられるようになった時。交渉中やお金の計算をしている時に忘れてはならないのが、仲介会社に払う仲介手数料です。

有料
2,000

⑨(続)いったい中小企業はいくらで買えるのか?

 また、会社をいくらで買えるのかを考えるうえで、当然ながら気を付けるべきは負債です。売る側や仲介会社が意図的なのかどうかはわかりませんが、だいたいにおいて売り手の売却希望価格には負債が考慮されていないことが多いです。

有料
300

⑧いったい中小企業はいくらで買えるのか?

 不動産投資では物件が得られる賃料収入に対して、標準的な利回り(8-15%くらい)で逆算して、適切な物件価格を算定する考え方が確立されていて、ほぼ全員の投資家がそれを元に判断しています。

有料
300

⑦小規模M&A仲介会社との付き合い方

 「で、実際に良い仲介会社って何てところですか」という質問もよくされます。

有料
300

⑥小規模事業者M&Aの仲介会社の知られざる事情

 個人での事業買収に興味がある人と話していると、「いったいどうやって売却希望の会社を探し出すのか」という質問は必ずされます。

有料
500

⑤の3;小規模事業者のM&Aのデメリット

【同じ法人で不動産の融資は受けられなくなる】

有料
100

⑤の2;小規模事業者のM&Aのデメリット

【投資プロセスも投資後も、独りでは完結しにくい】

有料
100

⑤の1;小規模事業者のM&Aのデメリット

 大体の物事はそうですが、全てのメリットとデメリットは表裏一体のものです。大きな点は、オーナー(もしくは経営者を兼務)となって、自分で全部差配することです。それに対して喜べるかどうかということです。

有料
100