久しぶりの投稿です。

２０２０年は今までの社会概念がガラリと変わる１年ですね。
まさかこんな世の中になるなんておもってもみなかった、まるで映画みたいだ。そんな気持ちに何回かなったかもしれません。

２０１９年は、ある意味古い概念で社会が構成されていた最後の年で、
それぞれの魂の学び的には過去をしっかり消化し昇華させてゆくときでした。重たいものは次に進めず、出来るだけ軽くしていかないと進めない。
身の回りの愛にどれだけ気付くか、起きる現象をそのまま見るのではなくて、その背景や相手側のこと、未来、もっと大きな絡み合った糸のようなレイヤーで知覚すること。それらも大切な要素でした。

わたしにとっての２０１９年はとにかく断舎利の１年でした。
物に限らず、人間関係も淘汰されてゆき、暮らしていこうと思う場所や未来設計もガラリと変わりました。

それは、周りの親しい人の死も大きかった。
仲良かった友人の死で、価値観がすごくシンプルになった。
いろんなことをこだわる友人で、食べ物から衣食住、
彼女からの生活の知恵をたくさん教えてもらった。

そんなにこだわっていたのに、あんなに早く死ぬなんて。

何事もやり過ぎることは、時に死を早めることにもなるということを知った。

じゃあ今一番何が大事なんだろうか。

その問いに最もシンプルな答えは
「今日は死ぬのにもってこいの日だ」ということ。

悔いが無いように。
わくわくする毎瞬を。
ときめく毎日を。
愛のある日々を。
生き物を可愛がり、大地と共に生き、毎日笑う。

それ以外の時間なんかわざわざ作る必要が無い。

誰かに認めてもらう必要もないし
誰かのご機嫌をとる必要もないし
足りないことは何もない。

いつも全て整っているし
全て在る。ということ。
見ているか見ていないか。
気付いているか気付いていないだけか。

２０１９年までに過去を見つめていたなら、
もう未来だけを見据える時代だ。

同じやり方ではなく、
ただ、自分がどう在りたいか。
そこをベースに未来を思い描いてみると良いと思います。

いつ死ぬかわからない。
でも今日死ぬにはもってこいの日だ。

そんな気持ちで毎日居たら
無駄な瞬間なんて何もないのだから。

久しぶりに、亡くなった友達と心で会話した。
ああそうか。彼女の娘の誕生日なんだ。今日は。
１年前に彼女の娘と３人で近所のカフェでお茶をして
もしかしたら癌かもしれないという話を聞いた日であり、
彼女の娘にそこで展示してあったTシャツをプレゼントした日でもある。

また友達にケーキ頼んで
小さなバースデーバーティーしようね。

その約束は果たされなかったけれども。

杏ちゃんお誕生日おめでとう。
あなたの記憶には残らないだろうけど、
あなたは心底望まれて生まれてきた子だから
これからも、たくさんの人の愛情を受けて
素晴らしい人生を歩いて欲しいと願います。