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星野源から庵野秀明を経て星野源に戻ってくる本棚

星野源

星野源という人をご存知だろうか。

彼を「何者」と定義するのは難しいが、おそらく世に広く知られた最初の活動はエッセイ『そして生活は続く』(マガジンハウス、2009年)だろう。
現在は文春文庫で文庫化している。

合わせて2010年に『ばかのうた』でミュージシャンとしてメジャーデビューを果たす。

その後、難病からの復帰を経て、あれよあれよという間に俳優として上りつめたのは周知の通りである。

松尾スズキ

松尾スズキをご存知だろうか。
舞台や映画の監督・俳優である。

星野源の初の著書『そして生活は続く』に頻繁に登場するのが、松尾スズキである。

というのも、松尾スズキが立ち上げた「大人計画」に星野源が参加しているからである。

筆者が持っている松尾スズキの著書に以下がある。

松尾スズキは、現在の星野源に比べれば圧倒的なアンダーグラウンド・サブカルチャー界隈で活躍している人物である。

庵野秀明

庵野秀明をご存知だろうか。
言わずと知れたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の監督である。

彼と、彼の妻である安野モヨコ氏が松尾スズキ氏の映画に出演したくだりは、安野モヨコ『監督不行届』(祥伝社)に描かれている。


小島秀夫

小島秀夫をご存知だろうか。
海外でも絶賛されているゲーム『メタルギア』シリーズや『デス・ストランディング』などを手掛けたゲームクリエイターである。

『スノウボールアース』では、庵野秀明が1巻、小島秀夫が2巻に絶賛コメントを寄せている。

星野源(2周目)

改めて、星野源をご存知だろうか。
小島秀夫『創作する遺伝子 僕が愛したMEMEたち』(新潮社)の巻末対談の相手が、なんと星野源である。

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実は星野源の対談本で小島秀夫が登場しており、逆に小島秀夫によるゲーム『デス・ストランディング』では星野源の楽曲が使われている。

まとめ

一見、まったく関係のない方々が一周してしまった。
これは「知り合いの知り合いの知り合いの…」と6回つなげると世界の全人口をカバーできるという「六次のつながり」を思わせる。
これについて詳しくは下記書籍をご参照いただきたい。


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