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元バンギャとメタルファンが行くロックフェス | VIVA LA ROCK 2023

こんにちは、みつまめです。
VIVA LA ROCK2023、5月5日に参加してきました。

今年もJAPAN JAMに行こうとしていましたが、VIVA LA ROCKに好きなバンドが初出演するとのニュースが…!
迷うことなくビバラ一択!と、早々にチケット購入し、楽しみにしてきました。

私は普段、精神疾患による休職・復職界隈の片隅で細々と振り返り記事を書いています。
が、たまに突然オタク語りの長文をアップする奇行に走ります。
今回も「好き」で溢れた楽しい1日の様子をお届けしようと思います。

おなじみな皆様も、初めましての皆様も、もしご興味がありましたらお付き合いくださいませ。

※セットリストやレポは公式にアップされていたので、そちらをご確認ください。
ライブレポートというよりも雑感に近い内容です。

※私達夫婦がどのへんの音楽が好きかは、昨年のJAPAN JAMのレポのほうが詳しいです。
ビバラもジャパンジャムも概ね客層は被ってる気がします。(日によるけど)
久々にフェスに参加した興奮そのままの5500文字。
よろしければ合わせてお読みください。


フェス会場について

駅からはめちゃ近いです。さいたま新都心駅の改札出て左に進むだけ。(雑な説明)
駅周辺は高いビルがいっぱいで、幕張メッセ周りの雰囲気に近いかもしれません。

メインは屋内ステージで、2つのステージが並んでます。
あとはやや小規模な地下ステージ1つ、屋外ステージが1つ。
ごく一般的なフェス会場という雰囲気でした。
屋内ステージは演出や照明がめちゃくちゃ凝っててやはり良いなぁと思います。
あと、かなり後方の座席にエリアに座ってもよく見えるのが良かったです。

アリーナエリアには行かなかったですが、上(座席エリア)から見てると導線がややごちゃっとしてた印象を受けました。
ステージごとの移動、屋外の導線もちょっとごちゃついてたかも。

昨年行ったJAPAN JAMとどうしても比較してしまいますが、あの屋外向かい合わせのステージ配置は最高だったと思います。
あと、屋外だと開放感があるというか。
人混みによる圧迫感は多少感じにくいですし。環境って大事。

屋外ステージ近くに飲食店がたくさん出ていて、食事ができる場所もありました。
ただ、時間帯によってかなりの人混みでした。
フェス飯絶対食べたいとかじゃなければ、駅反対側のショッピングモールの方がサッと食べられるかも。
あとアーティストプロデュースのフェス飯は屋内の方なので要注意。(そっちは足を踏み入れなかった)

グッズ販売は、人気のアーティストは整理券が出ていたみたいです。
一瞬時雨のグッズを一般販売で買おうかな〜と思いましたが、人混みに怯んで諦めました。

あと、GARDEN STAGE出演アーティストのグッズ販売開始が遅く、しかも時間差?だったのがちょっと分かりにくかったかも。
(twitterで情報拾えたから買いに行けて良かったけど、見逃したらタイミングのがして買えなかったかもしれない)

感想(出演順/見た順)

今回絶対に見ようと決めていたのが"凛として時雨"と"そこに鳴る"。
特にそこに鳴るが今日必須。そこに鳴るを中心に考えてスケジュールを組み立てました。
(こんな客たぶん他にいない。笑)

アリーナ、座席エリア含め全席自由で優先エリア等なし。
荷物を置いての場所取りNGですが、それ以外は特に行動制限もなし。
アリーナがかなり混雑しそうだったので、"そこに鳴る"まで体力温存しつつまったり見ようと決めました。
屋内では2階席〜3階席を適宜移動しながら、過ごしました。
アラフォーの身体に大変やさしい楽しみ方が出来ました。腰痛の夫も安心。


フレデリック

トップバッターはフレデリック。フェス常連ですね。
アリーナエリアは後方まで埋まっていて人気なんだなぁという感じ。
私は世代が合わず、知ってる曲は「オドループ」くらい。

実際にLIVEで聴くと、ベースが思った以上に効いていて、そのへんが好みでした。
MCの後で演奏した「SPAM生活」という曲が、うまくいえないけど、なんとも言えない不思議な曲でした。
オドループの印象しかなかったので、こんな曲もあるんだ〜と面白かったです。
知らなかったけどこれ、メジャーデビュー前の初期曲なんですね。センスの塊。

普段聞かないアーティストの曲を聴くきっかけになるのがフェスの良いところですね。

indigo la End

ご飯食べたりトイレ行ったりして気づいたら座席エリアも満席に近い状態になっていました。
席を探してちょいちょい出入りしながら聴いた為ほぼ通しで聴けず。

最後の「晩生」だけちゃんと聴けました。
川谷絵音だなぁ…という感じで凄く好きな曲でした。
でもyoutubeとかで聴くと、ちょっと印象が違うんですよねぇ。
LIVEならではの音の厚みとか迫力が全面に出る曲なのかも。

ORANGE RANGE

ORANGE RANGEは高校生くらいの時に全盛期だったので、アラフォーだとばっちり世代です。
とはいえ生で見るのはお初。

懐かしの曲はやるのかなぁ?と夫と話をしていたら、ほぼ懐かしの曲でめちゃくちゃ楽しかったです。

タイトル聴いていちいち湧き上がる夫と私。
というか全部盛り上がった。アラフォーは懐メロ感覚で、それ以外の世代でも楽しめて、なかなか最強かも。

いまだ現役で、フェス常連で居続ける理由がわかったような気がします。
MC然り、セトリ然り、完璧なんだよなぁ。レベルが違うというか。
とにかく「キリキリマイ」が楽しすぎた。

Creepy Nuts

Creepy Nutsもよくフェス出てますが案外通って来なかった。初めて生で見ました。
私の前知識は、オードリーのラジオのファンという事と、お二人とも日本・世界のトップクラスという事くらい。

フェス向きの楽しい曲もありましたが、どっちかというとお二人の技術が全面に出ていた「耳なし芳一style」がかっこ良かったなぁ。

ラストの「のびしろしかない」ワードでちらりと浮かぶ、noteのフォロワーさんのアイコン(笑)

凛として時雨

アリーナエリアに行くか迷いましたが、夫と「じっくり見たくない?」という事で話がまとまり、上手寄りの席に座りました。

時雨は昔から好きでしたが、ちゃんと見るのは初めて。
(「JACK IN THE BOX 2010」というかなり古いV系フェスで後方から見た事がありますが、さらっと終わっちゃった記憶)

時雨は何ていうか、「凄い…」の一言。語彙力を失う凄さ。
本当に3ピースバンド?という迫力。
ハイトーンのボーカルは歌というよりも楽器みたいで、すべての音が一体となって、渦になって迫ってくる感じ。

1曲めの「laser beamer」の、最初のギターからして既にやられました。
終わったらなんか呆然としちゃいました。
セットリストも全体的に割と攻めてたんじゃないかなぁ。

やっぱりyoutubeだけじゃわからない、LIVEならではの音ってありますよね。
見れてよかった。
次機会があったらアリーナで、全身で浴びたいなあ。

そこに鳴る

今日はこのために来たと言っても過言ではない。

そこに鳴るは3ピースバンド。5年位夫婦でハマっています。
3ピースとは信じられない、音の厚みと作り込みが凄いバンドです。
バキバキなギター&歪みまくりなゴリゴリベース&早くて複雑なドラム。
音はテクニカルで複雑なのに、どこか儚くてきれいなメロディと歌声。
しかも3人全員ボーカルが取れるという凄さ。めちゃくちゃ複雑なプレイしながら歌うんですよ。凄くない?!

初出演の発表があってすぐにチケット取ったのですが、その後の発表でステージが「GARDEN STAGE」(屋外の無料エリア)であることが分かり。
ファンとしてちょっとショックでした。
この規模のステージに収まるようなバンドじゃないのになぁって。
でも、色んな人に聴いてもらうには良い場所なのかもしれない、と思い直しました。
(重厚さんもやっぱり悔しかったそうで、MCで言ってました。なんか泣けた。素直に口にできるの凄いと思う。)

無料ステージではありますが、前方はチケット持っている人のみでした。
時雨が終わってすぐに移動していたのですが、ぼんやりしてるうちに入場がはじまっていて最前はとれず。残念。
でもリハから見られました。

前のエリアで入れた場所は、ちょうど下手の美咲さん前あたり。
足元や手元がよく見えました。
youtubeでも見てはいたけど、エフェクターが凄くて。 
本当にライブでもこれ使うんだなぁ、と妙なところに、感動。
あと、案外強い力で操作するんだなーとも。「蹴る」に近い力強さ。
細かい指の動きも迫力が凄くて。
こんなとこもLIVEじゃなければわからない事ですね。
ステージがめちゃくちゃ近いので、ちょうど目の前でハッキリ見れて楽しかったです。

重厚さんは少し視線をずらすと手元やお顔が見える感じ。
こちらもyoutube見たまんま!と妙に感動。

翔斗さんはちょうど前のお客さんに被って全然見えずでした。
掌に踊るのプレイは特に見たかったなぁ…残念。

当たり前なのかもですが、そもそもめちゃくちゃ複雑なリズムが一切ずれずにピタッと合うことに驚きました。
LIVE映像ももちろん見て、かなり音源通りにプレイしているのは知ってはいましたが。 
今まで映像でしか見られなかった演奏が、目の前でまったく同じように再生されていて。
凄すぎて呆然としてしまいました。語彙力失った。

セトリも盛りだくさんの9曲。しかも全部攻めてる感じのナイス選曲。
楽しかったです。

前エリアにいたので背後は見えませんでしたが、会場も結構後ろまで入ってたみたいですね。
大学生くらいかな?と思わしき若いファンも居そうで嬉しい。
(物販で課金せねば!とグッズを買い漁って、大人の財力を見せつけてしまった…。笑)

来年こそは屋内ステージへ行けるといいな。
そして他のフェスにも出られるといいなぁ。
JAPAN JAMとかロッキンで見たいです!


"そこに鳴る"が終わったあとの1枚。
後方エリアの方が撮影のため前に移動してます。
前方エリアの人がはけた後なので、結構しっかり埋まってたと思う。

フェスは、やっぱり良い

やはりフェスは良いです。
音のニュアンス、細かい表情、指の動きの繊細さ、エフェクターを「蹴る」に近い力強さ。

今回アリーナエリアには行かなかったので多少手を上げたくらいでジャンプとか運動はしてないけど。
それでも好きな音を全身で浴びられてとても幸せでした。

とはいえ、やっぱり飛んだり跳ねたりがフェスの醍醐味ですよね。
夫腰痛、私重めのPMSで本調子じゃなかったので、来年こそはもう少し体調が整ったタイミングで行けたらいいなぁ。

あと、子どもたちは祖父母宅に初めて2人で泊まりましたが全然平気そうだったので、"そこに鳴る"はライブもぜひ行きたいです。

偏りの酷い雑感でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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これまでの音楽系の記事


JAPAN JAM 2022に参加したレポ

「そこに鳴る軽音部」に励まされた話

=====2023.05.09追記=====

そこに鳴る愛大爆発の記事を書きました。
二郎系ラーメンもびっくりなこってり重めです。
麺カタコッテリの話をしよう(@マキシマム ザ ホルモン)
胃腸を整えてからご覧ください。笑

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カラオケ企画に参加したときの2記事

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