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家に居座っていた「黒い人たち」

これは自身の電子書籍でも触れている、家の中で見た「黒い人」の話です。これが見えた頃、我が家は大変な不幸に見舞われていました。

母の話

その前に、母の話をちょっとだけ。
母(故人)は人魂(ときには犬魂も)を何度か見た経験がある人でした。離れている場所のことがわかる能力も少しあったようです。
そして、何よりすごいのは、母自体が結界になれる人でした。

そんな母が、ときどき実家で
「最近、あの辺りに黒い人が座っていて怖い」
ということがありまして・・・。
入院が長引いたときも
「私がいないのをいいことに、黒い人や知らない人が家の中にいっぱいいる」
と怒っていたことがあります。
当時、私は母の言っていることがわかりませんでした。

自分の家で見た黒い人たちに驚愕

ところで、
私が以前住んでいた家は、周辺の土地があまり良い噂がなく、住んでいる間は大変なことが続いていました。
裁判、取引先の倒産、夫のリストラ、近隣トラブルなどなど、警察や弁護士に相談するのが日常で、落ち着いて暮らせたものではありません。

特にひどくなったのは母の死後。
その頃、少しずつ母に近い能力がついてきていた私は、目を閉じて自分の家を見てみました。

すると、
家中にいる黒い人たち・・・。
影だけのような感じで、性別などはわかりません。
埋め尽くすように大勢、びっしりと・・・。
そして、それらを従えるように、当時私たちに嫉妬心剥き出しだった人が座っていたのです。

自分なりに考察した黒い人の正体

恐らくですが、
人が持つ邪念というか恨み、嫉妬の類ではないかと思います。
私は生きている人の内面が作り出したものや神様系のものしか見えないようで、亡くなった人は見えません。
そこが母との違いです。
でも、母が見えていたものが理解できました。

その家を自分なりに試行錯誤してお祓いを続けているうち、
彼らは見えなくなっていきました。

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