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ゴジラ−1.0 観てきた アマノトーク 93

 こんにちは、甘野充です。

 ゴジラ−1.0を観てきました。
 なんとなく観てみるかあ、という軽い気持ちだったんだけど、すっごく良かった。
 もう泣きっぱなしです。
(僕は何でも泣いちゃうけど)

 ゴジラは1954年11月3日に公開され、本作は70周年記念作として同日に公開されている。
 舞台は1945年で、初代ゴジラ公開年よりも前の年であり、そのためタイトルは-1.0となっている。
 最近の娯楽化された映画とは異なり、原点回帰とも思えるシリアスな作風になっている。

 第2次世界対戦末期の混沌とした時代に、生きるということをテーマとした人間ドラマであり、いわゆる怪獣映画にはなっていない。

 あんまりネタバレしないように書くけど、まっさらな気持ちで観たい人は、ここから先は読まないほうがいいかもしれない。

 第二次世界大戦末期、主人公は特攻隊員。
 飛行機の故障と偽って、整備のための基地に逃げる。無意味な死から逃げて生きることを選んだ。
 そこでゴジラに遭遇。ビビって攻撃できず、隊は全滅。
 そうした心の傷を負って戦後の自宅に戻る。両親は死んでいて、身寄りのない女性と他人の赤ん坊を育てる。

 お金のために米軍の残した爆弾を処理する仕事をするが、そこでまたゴジラに遭遇。

 木造の小さな船でどうする?
 僕は映画「ジョーズ」のワンシーンを思い出した。

 とても勝てない。
 どうする? どうする?

 それからゴジラが東京に上陸するときの、あのゴジラのテーマ曲。
 映画館の音響でズシンと響いてくる。

 とにかくキャスティングがいい。
 みな味がある。
 生きるということに必死だ。

 いったいどうやってゴジラを倒すのだ?
 無理でしょ?
 という気持ちで観ていた。

 そして、最後は感動ですよ。
 号泣しました。

 今日はそんな感じです。
 それではまた。

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