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出産体験記-初産の状況-

現在二人目を妊娠中。36週になりました。
いつ来るかいつ来るか……と震えて過ごす毎日ですが、単に怯えてても仕方がないので一年半前、第一子の時のことを当時の日記を元に書いてみたいと思います。

二人目が産まれたら、二人目のことも書いていくつもりです。

私自身が予定日よりまるまる1ヶ月早く、低体重児として産まれたということもあってか、初産にもかかわらず予定日より早く産まれるんじゃないか…と根拠なく思い込んでいた私。

実際に38週4日で出産したので、予定日より10日早いということになります。

では、出産体験記の前に当時の状況について。


出産の前に済ませておきたいもの…家庭によって色々あるかと思いますが、我が家にとっては飼っているラブラドールレトリーバーの避妊手術。
本当は初潮の前にするべきだったのですが、のんびりしているうちに時間が過ぎてしまい、焦って予約を入れたところ、なんと予約前日に初潮が来てしまったのです。

室内で飼っているので部屋の中のあちこちに血が\(^o^)/これから新生児が来るのに\(^o^)/やばい\(^o^)/\(^o^)/

当然手術はできないので、生理が収まってから手術をすることになりました。

犬の入院と私の入院が被ったらそれはそれでめんどくさい…!
と焦りながらなんとか37週の時に犬の避妊手術を終えました。ギリギリー!
ご利用は計画的にー!!!


私は里帰り出産はしませんでした。理由は二つ。

まず一つは私も夫も実家が遠いのであまり実家に頼れません。なので子どもが産まれたその時から、夫には育児当事者としての自覚を持ってもらいたかったのです。
できれば立会いもして欲しいと思っていました。

立会いをして欲しい理由は一つ。
どれだけ大変なのかってことをちゃんと理解してほしい…!
夫に立会いはどうしたいか聞いたところ、「どっちの方が君は集中できる?」と聞かれたので、立会いしてもらうことにしました。

正直、私も心配はありました。
出産レポを読むと、助産師さんや夫に暴言を吐いてしまった…というのも見るし、
出産に立会ったために、夫が妻を女として見れなくなった…なんて意見もあります。

でも、やっぱり2人の子どもなわけで。
妊娠出産の負担はどうしたって妻99%。
いかに出産するのか、それくらい見届けてくれたっていいじゃないか。それが私の考えでした。

ただギリギリまで、分娩の際にう●こを見られたらどうしようと心配していました。

もう一つは実家の状況です。
私の実家には今両親と妹が住んでいるのですが、築50年以上のかなり古い家です。

田舎なので広いし無駄に部屋数はあるのですが、猫を四匹飼っていてあまり衛生的ではありません。(まぁうちにも犬猫いるんですけど)

雨漏りする部屋もあるし、エアコンも不足しているし、全部屋和室なのでダニの心配もある。コンビニに行くにも車が必要、家の前にくるバスは1日数本、もちろんタクシーも迎車オンリーで時間がかかります。地方都市とは言え、住宅街に住んでいる今よりも不便な立地です。

さらに父が数年前に脳出血をしたため体調が万全ではなく、車を運転できるのは母のみ。

母はまだ働いていますし、妹は全く家事をしないので家のことを全て母が担っています。

実家に行ってもメリットは何もないんですよね……病院も遠いし。
むしろ精神衛生上も身体的にも良くない気しかしない。
というわけで、里帰りはしませんでした。


出産予定の病院は住んでいる家から車で10分ほどの距離にあるAクリニックです。

実は産婦人科は一度チェンジしました。妊娠が判明してすぐにかかったK病院を何気なくネットで見ていたら、ものすごく評判が悪かったのです。
なんでもクセの強い看護師長さんがいるらしくその人の悪評がネット上に溢れていました。何それこわい。

そこで再度家から近い産婦人科を探しました。
そして見つけたAクリニックはとてもキレイで、人気が高く、県内で唯一無痛分娩を取り扱っていて、若干費用がお高めでした。

知り合いにも聞いてみたところ、Aクリニックはやはりとても評判が良かったのと、いま住んでいる家からも、次に引っ越す家(産後すぐに引越しが決まっていた)からも、夫の職場からも近い。
あとK病院は駐車場が狭くて停められないことがあってイライラしていましたが、Aクリニックはとても広くて停めやすい駐車場がある。
ちょっとお金はかかる(K病院ならばほぼ出産一時金内で収まるが、Aクリニックだと10万は足が出る)のでかなり悩んだのですが、夫が

「出産って人生に何回もあるわけじゃないんだから、後悔のない方を選んだ方が良いんじゃない?それに俺の職場から近い方が助かる」
と言ってくれたので、産婦人科を変えることにしました。

Aクリニックは人気が高いので、12週頃には分娩予約を取らないと埋まってしまうということもあり、あまり悩む時間もありませんでした。

Aクリニックで行われているマタニティエクササイズで知り合った妊婦さんの中には、一人目をK病院で出産したという方が何人かいたのですが、どうやらネットの評判は本当らしく、「出産がトラウマになるレベルで酷い扱いを受けた」という話を聞いて胸を撫で下ろしました…。

このAクリニックはなんと院内にプールがありまして、このプールで妊娠中、そして産後にもエクササイズプログラムを受けることができます。

妊娠中体重管理に苦労したので、ほぼ毎週このプールに通っていました。

出産をする病院選びには何を重要視するかというのは人によって様々かと思います。

もちろん、安全性は第一です。
総合病院以外考えられないという意見もわからなくはないです。

でもここは世界的に見ても周産期医療のレベルが高い日本ですし、現実問題全ての出産を総合病院で受け入れることはキャパシティ的に不可能です。

私はハイリスク妊婦ではないですし、妊娠の経過も極めて順調でした。
だったら、本当に必要とする方が総合病院に入れるようにするためにも、クリニックで出産することが悪いことだとは思いません。

ま、総合病院は遠かったので(道路状況によっては1時間以上かかる)妊婦健診は自分で車を運転していかねばなりませんし、その負荷を減らすためにも距離が近いというのは私の中ではかなり大きな要素でした。

結果的にAクリニックは私の希望する条件を全てクリアしていたので、こちらに決めました。

それでは次回からは、いよいよ出産の兆候からのお話です!

#出産レポ #出産

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