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起業22年間を通して得た体験のすべてを世界と分かち合う宣言

ただいま2022年9月22日23:00。
秋分の日を1時間後に控え、何かやり残したことはないかと思い、割とポップな温度感で、noteに決意を記すことにした。

起業22年間を通して得た体験のすべてを世界と分かち合う

東京都八王子市に事業所を構え、主軸の事業として時谷堂百貨というオンラインストアを経営しているが(来店型倉庫というコンセプトの店舗も絶賛運営中)、コロナ渦にめげず、業績は順調に推移している。輸入在庫商売だが、驚き桃の木な円安状況下においても、借入が必要ない水準までキャッシュフローも改善した。(実際は借りてます、はい。)
付け加えると、僕自身が業務に従事する時間は週に3時間程度。週3時間だが、業績は毎年1.4倍ずつ伸びている。
僕の実務に対する期待値にツッコミを入れたいところだが、それなりに役割はある。どんな美辞麗句を連ねたところで株式会社のビジョンなんて本質的には1つしかないよな、と思えることが自分の強みと願いつつ、これからもシムシティを淡々とやるくらいのテンションで堅実に手を打っていくつもりだ。そうしてもうあと3年もすれば、

「最近上場しちゃおっかなって思ってるんだけど、どう思う?」

と秋葉原のメイドカフェでメロンソーダ片手に「ご主人さま、それはニャンニャンです♪」という萌えを楽しめそうなくらいの手ごたえは感じている。

さて、ここまで読むとノリノリな会社のように見えるかもしれないが、振り返ると、創業から15年間はずっとトンネルだった。好不調あれども基本路線はジリ貧。
16年目以降少しは良くなったかのようにも見えたが、好不調の波が大きくなっただけで、本質的には何も変わっていなかった。一見抜けたかのように見えたトンネルの先に、またトンネルがあったというオチ。結局トンネルは、合計19年間にわたった。

劇的に変わったのは、わずかここ3年の話。

確実に言えることは、トンネルマニアだったということ。なぜそんなにもトンネルが好きだったのか?謎である。
いやむしろここは、
「魂はオレに何を気づかせたくてこんなにもトンネルをコンプリートさせたのか?」
と問うことにしよう。

何を隠そう自分たちのことは、ちょっと実績を残したところで、「言うほど大したことはない」「もっと他にごいすーな会社がたくさんある」、そう思ってきた。「発信できることなんてほとんど既知なもので、意味がない」、ずっとそう思ってきた。

それは、本当なのだろうか?

改めてそう自分自身に問いかけたときに、「それは違う」と思うようになった。100歩ゆずってそうだったとして、「発信したい」と思うようになった。

振り返ればこの22年間、トンネルマニアの称号を含め、あまりにたくさんのものを受け取ってきた。今この瞬間も受け取っている。それなのに発信しないことは、還元していないことだと思うようになった。なんだか落ち着かない、ソワソワした感じがする。すごく、気持ちが悪い。

それがどれくらい役に立つかとか、どれくらい喜んでもらえるかとか、そういうことじゃないということが、やっと最近腑に落ちた。
なぜ僕には、今、有り余るほどの時間が与えられているのか?
その意味がやっと理解できた。

不思議とこの感覚をつかんだとき、
「発信できること、だいぶあるな」と思えるようになった。

・自走するヒエラルキー型の組織づくり
・盛り上がるコミュニティ運営について
・DAOにおける報酬設計
・自走するティール型の組織づくり
・21世紀のマネーインフラの設計図
・趣味が自己愛の件について

テーマは色々ある。
風の吹くまま気の向くままになるとは思うが、今日まで体験してきたことを発信していきたいと思う。
この分かち合いを通して、より多くの人たちと最大限、豊かさを共有できたらと思う。

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