【読書日記】
コンビニ兄弟🏪
テンダネス門司港こがね村店

町田そのこ さん

いやぁ、泣いた。
タイトルからは
ライトな感じと思っていたし、
そんな感じも素敵で
間違いでは無いんやけど。

そこに描かれている
人間関係に
グッと来たー。

どれも良い話やけど
友情の
スイーツの話と

夫婦の趣味の話が

特に
グッときたなぁ。

相手への
リスペクトの
表し方って

いろいろだよね。

ある行動の
表面だけ見て判断することの
意味を改めて考えたなぁ。

一見すると
ルールを逸脱しているだけに
見えちゃう行動にも
本人に強い意志が
あるかもしれない。

一見
ドライでクールで冷たいと
思えるやりとりにも
相手のしたいことへの
最大限のリスペクトが
あるかもしれない。

誤解から
すれ違ったままの
関係もあるかもしれない。

舞台の中心は
コンビニで🏪

そこには
やたら
フェロモン出しまくる
不思議な店長がいて

その設定は
とても面白い。

兄弟ってのも
だんだん明かされます。

コンビニ🏪が入っているのは
高齢者向けの施設の建物。

そこも今っぽい。
でも、
そこはあくまで起点で
いろいろな場所で
展開する人間関係が
面白い！

短篇６つですが
それぞれ
なんだか連動もしてます。

何気なく発した言葉の
影響や
囚われてしまっている
コミュニティの力

そこから飛び出す勇気
それが伝わった時の
心の動き。

店員さんたちや
店長のファンというか
支える集団も良い！

新しい時代の
新しい形かも、ね。

たとえ
こんな店長がいなくても

こんなコンビニ🏪が
あったらいいな。

あと、
門司港にまた行きたいなぁ。

ってなりました！

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