見出し画像

推薦図書4:立ち読みしなさい!

私が読んだ本を勝手に紹介していくコーナー第4弾。

「立ち読みしなさい!」 苫米地英人(著)

”「私はごく普通の人」というエフィカシーだと、「常に能力を制限して生活する」ことになる。それは実に恐ろしく、悲しい現実である”と、この本の中で苫米地氏は警鐘を鳴らす。(エフィカシー=自分の能力の自己評価)

数多くの著書があるが、今回は漫画を織り交ぜた分かりやすい内容となっている「立ち読みしなさい!」を紹介する。

日本人は、「一億総中流」という言葉もあるように、今でも恐らく日本国民の大多数が自分を中流階級だと考えている。
ということは、そのような人たちは自分たちのことを「中流(=普通)」だと思っており、「常に能力を制限して生きている」ということになる。
日本人がなかなか旧式の人生モデルから抜け出せず、夢を叶えることができない原因はここにあるのではないだろうか。

いい大学を出て、大企業に勤めれば一生安泰である、というような旧式の人生モデルでは、夢を叶えることはおろか、今の時代を生き抜くことさえ難しくなってきていることを、私たちは知っている。
なのになぜ、私たちは古い人生モデルをなぞるような人生設計をしてしまうのか。

牙を抜かれ、ホメオスタシスという強力な敵に打ち負かされてしまう

私たちの子どもの頃もそうです。夢も、希望も、キラキラ光り輝く瞳も、全て持って生まれてきたのです。大草原を駆け抜けていた百獣の王と同じです。いつしか自信という牙を抜かれ、抱いていた「夢」も忘れてしまいます。

私たちは子どもの頃に、夢を叶えるために必要なものを全て持って生まれてきたはずなのだ。
なのに常識に縛られ、ホメオスタシスという強力な敵に阻まれ、牙(=自信)を抜かれてしまう。
(ホメオスタシス=恒常性維持機能のことであり、現状維持を司る門番)

夢を実現するためには、まずは現状の延長線上にはないゴールを設定し、ホメオスタシスに気づかれない程度の小さなことから変えていくことが重要である。

ゴール設定については、本の中で紹介されている本田選手の作文が非常に参考になる。

「ぼくは大人になったら 世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。
世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。だから 今僕はガンバっている。今はヘタだけれどガンバって 必ず世界一になる。Wカップで有名になって ぼくは外国から呼ばれて ヨーロッパのセリエAに入団します。そして レギュラーになって 10番で活躍します。一方 世界中のみんなが注目し 世界中で一番さわぐ4年に一度のWカップに出場します。セリエAで活躍しているぼくは 日本に帰り ミーティングをし 10番をもらってチームの看板です。ブラジルと決勝戦をし 2対1でブラジルを破りたいです。この得点も兄と力を合わせ 世界の競ごうをうまくかわし いいパスをだし合って得点を入れることがぼくの夢です。」
サッカー日本代表の本田選手が小学校6年生の時に書いた作文(抜粋)

この作文のどこが素晴らしいかと言えば、以下3点に尽きるのではないだろうか。

・現時点でどうでなければいけないかを、すでに把握していること
・「します」「なります」と言い切っていること
・内容がリアルかつ具体的で、素人でもイメージが広がるほどであること

ー 曖昧でぼんやりとした夢を思い描くだけで、夢を叶えることなく一生を終える

そうならないために。
本気で叶えたい夢は何なのか、自分はどうなりたいのか、どのような自分になったら心から幸せだと思えるのか。
そういったことを本気で考え抜き、ゴールとして設定することが必要なのだ。

やる気というガソリンはストックしておくことができない

本を読んだり、セミナーを受けることで良い刺激を受け、やる気満々になって何かを始めてみたりするが、なかなかそれが続かなずに自信を失くしてしまうことがある。
苫米地氏によると、”やる気を常に生み出し続けるには、強敵であるホメオスタシスを仲間にする必要がある。ホメオスタシスを仲間にする方法は、ゴール設定をしたその場所に、コンフォートゾーンを作ることだ。”
(コンフォートゾーン=居心地のいい空間)

つまり、今の自分のコンフォートゾーンを書き換える必要があるということだ。その方法については、なりたい自分をできる限りリアルに、臨場感豊かに思い描くこと。本田選手の作文のように、まるで今すでにそうであるかのように、リアルにゴールをイメージするのだ。

フェラーリが欲しい男性であれば、フェラーリに乗っている自分を強い臨場感を持ってイメージしてください。具体的であればあるほど効果があります。たとえば赤のフェラーリで湘南海岸を彼女を乗せて走っているとか、さらにその時車内でかかっている音楽や会話の内容、ドライブで感じる日差しや風も同時に感じてください。その状態を毎日続けるのです。

まとめ

まずは現状の外へゴールを設定し、現状に引き戻されない程度の小さな変化を続けてエフィカシーを高め、ゴール設定をしたその場所こそが自分にとって1番居心地の良い場所であると本気で思えるまでリアルにイメージし続ける。
それができるようになれば、必ず夢を叶えることができるというわけだ。

私も愚直に、この本で書かれていることを実行していきたい。

尚、この本の中には、RAS(=自分にとって重要な情報を受信してくれる脳の中のアンテナ)についての話も出てくるが、私が以前書いたnote(「推薦図書3:ブレイン・プログラミング」)にて詳しく説明しているため、今回は省略した。
併せて読んでいただくことで、夢の実現にまた一歩、近付くことができるはずだ。

画像1




✐------------------------------------------------------------------------------------------------✐
フリマアプリでレディースファッションや、書籍などを出品しています。
ぜひ覗きに来てください^^

▼メルカリ🔖
https://www.mercari.com/jp/u/766521722/

▼ラクマ🔖
https://fril.jp/shop/usaginoheya0903

▼PayPayフリマ 🔖
https://paypayfleamarket.yahoo.co.jp/user/p34309349
【10/31まで】紹介コード「KPATCQ」をアプリで入力すると300円分お得に買える!※条件・上限あり
アプリのインストールはこちらから⬇
https://app.adjust.com/dbz1n5u
✐------------------------------------------------------------------------------------------------✐

この記事が参加している募集

推薦図書

サポートいただけたら、”秘密の記事”を投稿させていただきます♡