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自分で決めるということ

今になってようやく、
祖父母から受けた教育に感謝できる。

意図してそうしたわけではないかもしれないけど、

なんでも自分で決めることを教えてもらったのかもしれない。


ひとりで生きていけるようになりなさい。

小さな頃から言われ続けた言葉。

当時はそれが寂しかった。


まわりの友達は、
お母さんやお父さんが、なんでもしてくれるのに。

どうして、わたしは、
受験校を選ぶのも、

資料取り寄せるのも


学校みにいくのも、決めるのも

申し込みも手続きも宿も全部わたしがするの?


みんなは、違うのに。

引っ越しも、入学手続きも、卒業式に着る服だって。。


どうせ、孫だから我が子ほどかわいくないんだ。


そう思ってた。


だけど、今思えば、おかげさまで大概のことはひとりでできると思えるようになった。


誰かを頼って生きるなんて思いもしなかったから、


どんなにいびられても、やり抜く根性だって身についた。


困った時、誰にどうやって助けを求めればいいのかも含めて、考えるチカラが身についた。


結局、生きてくチカラが身についてる。


甘やかすこととか、親身になることは、
時として、必要なんだけど


結局相手のためにならないのかもって、


今朝つくづく思った。


その人が、どう生きたいか
どんな自分でありたいか、


しかないのかもって思ったから。


だから、正しい道なんて、どこにもない。

間違った道も、もちろんない。


ただ、経験したってだけ。


その経験を持って、


どう生きたいか、


ただそれだけのように思った。


迷ってるなら、考え方だけは伝えられる。


だけど、それが、
危うそうで、厳しそうな道でも


本人が本気で望むことなら


ただ、応援する。


むしろ、決められたことに、


おめでとうというべきなのかもしれない。


そんな風に思った。


口や手を出すことも、たしかに愛ゆえの行動だけど


見守ることのできる愛は、
相手のことも信じると同時に
自分のことも信じられないとできないから、
厳しくも大きいように思った。


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#人生
#甘やかす
#愛
#見守る

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