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30分未満日記 3日目


 なんだかうまく行かないことがあってモヤモヤしていて、色々傾向やら対策やら考えていたのに「股間からコカイン」にすべて吹き飛ばされてしまった。お前〜!人々の大切な思考を!営みを!股間インがな〜〜〜!!!
 モヤモヤがどこか飛んでいったならいいじゃねぇか、お笑い最強!と仰るかもしれませんが、そうじゃないんですよ。悩み事って頭の中でパズルみたいにグギグギ整理するじゃないですか。その盤面がグチャグチャになって脳みその奥の方にふっとばされただけで、悩み事は消えやしないんですよ。
 とはいえ、それを引っ張り出すのもまた一苦労だし、そもそも引っ張り出してまで見たいものではないし、どうせ解けても新しいモヤモヤの種を生むだけの気もするし、頭の片隅でグチャグチャになってるパズルのことは一回見て見ぬふりをし〜よう。いや見切れてるんですけどね。完全にね。


 今日はとてもよかったことがあった。
 前にお世話になってた先輩が別件の用事のついでで寄って挨拶をしてくれて。その先輩も鬱で長期休暇をとったことがあった人で。
 「大変だったね、でもこれからも大変だよね、うつのことってなかなか周りもわかってくれないからね」って話をしてくれて、堰き止めてた感情が堰をはずしたかのようにボロ泣きしてしまった。復職2日目にして「説明しても説明しても周りにうまく理解してもらえない」ことがいかに溜まっていたのだろう、とドバドバと。ちょっとだけトイレにこもった。
 本当に、慢性の精神疾患のある人の気持ちはなかなか「わかってもらえない」。だいぶその内容も自明になってきて、世の中に説明がつくようにはなってきたけど、それでも理解してもらうのは難しい。自分がどんなに正しいと思って理路整然と、しかして周りに不気味と思われないように配慮しながら伝えても、「そんなこと言うもんじゃない」とたしなめられる。自分は間違ってないのに、相手がその言葉を受け取る余裕がないだけなのに、自分が間違っているように扱われる。精神疾患そのものも辛いけれど、これが二重に辛い。まさに、そんな真っ只中で早速軽く心が折れていたので泣いてしまった。
 さらに先輩からは「リワーク行ってた?ああいうところみたいに障害のある人が気負いなく話せる場所があると良いよね」とお話をもらったので、ずっと社内で自助サークルみたいなのを作りたいと思っていたことを伝えたら凄く共感をもらった。前から産業医とかには言ってたけど(仕事が増えるからねぇ)と言わんばかりに横に流されていたので、これも自信を失っていたけれど、「そうだよね、みんなそう思うよね」ってちょっと自信を持ち直した。
 大丈夫だ、間違ってないしやれることをやろう、ちょっとだけ前を向けた。今日はとてもいい日だと思う。

 メンタルさんでお休みしたあと復職した皆さん、同じような悩みや体験をお持ちなのではないでしょうか。みなさんどうなさってるんでしょう。頑張りすぎずに頑張りながらやっていきたい。


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