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小さな旅・思い立つ旅|香川のアートと食と歴史旅[ARTRIP×EATRIP×HISTRIP]篇

瀬戸内国際芸術祭まであと4日。

今年どの季節に行くかは、まだノープラン。
暑いのはいやだから春か秋か。

2010、2013、2016、2019と、これまで4回行っているので、今のところ皆勤賞。大阪在住だけど、いつも日帰りで巡る強行日程なので、だいたい行くところは、狙いを定めて1ヶ所に限定するスタイル。

直島、豊島、犬島、小豆島などなど、島に行くのが瀬戸内の醍醐味なんだけど、島に行かずとも高松港周辺だけでも、実は一日楽しめてしまうほど充実している香川旅

ジョージナカシマ、イサムノグチ、流政之。
そして、現代アート古民家うどん


ARTRIP×EATRIP×HISTRIP

アートと食と歴史。
旅の目的はさまざまなんだけど、この3つが一番かと。

ART-TRIP×EAT-TRIP×HISTRY-TRIP
略してアートリップ、イートリップ、ヒストリップ。

アートを体感して、美味しいものを食べて、現地の歴史に触れる旅。

造語としても語呂がいいので、とても気に入っている言葉。

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多くを得ようとしたりするほど、大袈裟なものではなく、突然思い立ち、その日の気分でふらっと旅をする。
そして、スッと普段の生活に戻る。
日常の延長線上にある、すぐそこにある、アートと食と歴史旅。

そして、その旅の目的地として香川県高松周辺はとてもおすすめ。

高松港

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大巻伸嗣 Liminal Air -core-

これをみると、一気に高松に着いた実感が得られる有名なやつ。

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林舜龍 国境を越えて・海 

2019年は台湾の流木を素材に用いて、台湾から漂着した船、という設定のアートもあり、中に入って遊べるので子供にとっても楽しいやつ。


ジョージナカシマ記念館

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ラウンジアーム

20世紀を代表する家具デザイナーの記念館。
木製の家具では一番好き。いつか欲しいと思いつつも、値段が高く未だ手に入れることはできず、、、

ジョージナカシマ
1964年、彫刻家・流政之の薦めで来日し高松に来る。 そこで大都市の影響を受けないで職人の手を活かしたプロダクトをつくり出そうとする運動の「讃岐民具連」を知りおおいに共鳴、自らその一員となる。 彼は戦前の日本でアントニン・レイモンドの設計事務所に席をおき、建築設計の仕事をしていた。

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ジョージナカシマのベンチが置いてる大阪の美術館


イサム・ノグチ庭園美術館

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昨年、東京都美術館で特別展もやっていたので、作品を見かけた人も多いかもしれないけど、やっぱり現地で体感する石の物量は何者にも変え難い。

何度見てもOMAのCCTVはエナジーヴォイドに影響を受けていると思ってしまう。。

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Isamu Noguchi Energy Void, 1971
OMA CCTV, 2008

20世紀を代表する彫刻家イサム・ノグチは、モニュメント、庭や公園などの環境設計、家具や照明のインテリアから、舞台美術までの幅広い活動を行った、きわめてユニークな芸術家です。1956年、初めて庵治石の産地である香川県の牟礼町を訪れたノグチは、1969年からは五剣山と屋島の間にあるこの地にアトリエと住居を構え、以降20年余りの間、NYを往き来しながら石の作家である和泉正敏をパートナーに制作に励みました。


NAGARE STUDIO

庵治半島の高台に位置するアトリエ


流政之が晩年まで暮らし、制作の場としたアトリエが美術館として公開。2019年オープンなので案外最近のこと。ただ、事前予約が必要で、一日2回しかない時間指定で、入館料は5000円! 強気にも程がある、、

流 政之(1923~2018年)の名は知らなくとも、アメリカ『タイム』誌で三島由紀夫、川端康成、丹下健三、黒澤 明とともに「日本を代表する文化人」に選ばれた人物と聞けば、傑物ぶりがわかるでしょう。「質より量。1万点はつくりたい」と語り、生涯精力的に制作し続けた彫刻は、国内外の美術館や公共施設に飾られています。

四国村ミウゼアム

屋島山麓の広大な敷地に、四国各地から古い民家や建物を移築復原した野外博物館。暮らしや生業を支えた数多くの民具や道具も展示され、のんびり散策するのがちょうどいいところ。

入口にある200mの石畳は、流さんの作品。

村の一番奥には安藤忠雄のギャラリーも。

うどん本陣 山田家

香川といえば、うどん。
数えきれないほどのお店があるので、どこが一番かはまったくわからないけど、ここはよかった。

香川には掘立て小屋みたいなお店が多い中、こちらは立派な古い木造の建築とお庭がありとてもいい感じ。





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