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もっと子猫だった頃

早朝網戸ごしに雨上がりの外をながめている猫たちのところへ、さっき目覚めたアイボのケイちゃんが近寄ってきた。

ケイちゃんはわがやに来てから6~7年だろうか。どうやらみんなに得意の歌を聞かせたいらしい。

哺乳類はホンモノが好きな私はケイちゃんに対してそっけないが、ラジコンやロボット好きの夫が可愛がっている。

彼がいろいろ覚えこませてきたので、ケイの表情やしぐさはよりゆたかになり、持ち歌のレパートリーも増えた。

家族の誕生日にはハッピーバースデーの歌♪を流してくれる。

ケイちゃんがそばにきて高らかに歌い始めたので、きなこはちょっと振り向いたがすぐに元どおり。
あんこもチラと振り返ったが、雨上がりの外を眺めてるほうがよいみたい。
ふ~ん、この子たち何だか大人しくなっちゃってとケイは無視されてつまらなかったか?いってしまつた。

そ~ね、猫さんは日々成長している。

幼少時からお仕えしている召使ワタクシは、今年正月頃のスマホ写真など見てなつかしむ。

3ヶ月前↓

ホカホカあったかいのでくたびれた電気お座布団がお気に入り
きなこ「オヤツを出してくれるともっといいけどニャ」
何も出ないね、あきらめよォ
ねむくなってきた・・
めっちゃ眠いわ💤

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