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木の精、匂う、なまめかし。

色はただの色でなく
#木の精 なのです。
色の背後に一筋の道が
かよっていて

そこから何かが
#匂いたってくるのです

本当のものは
#見えるものの奥にあって
物や形にとどめておくことが
できないもの。

#匂う
命の盛んなさま。
初々しさ、清らかさ、
しかも非日常性、貴族性。

#なまめかし
美しいほど、
うつろいやすい。

#野の果て
#志村ふくみ
自選随筆集

#人間を守る和霊

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