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身体にいいと思って食べていたものが、実は逆効果だった話。

中医学を学び始めて、体に良かれと思って食べていたものが案外良くなかったかも…と気づくことが多々ある。

まだまだ学びの途中だけど、学んだ事を少しでもアウトプットしていこうと思う。

私はかぼちゃ、さつまいも、乾燥した豆類(炒り豆とか)が大好きで結構食べている。 
父が育てたかぼちゃがたくさんあるし、自家製の干し芋も冷凍庫にたんまりある。

食卓テーブルによく干し芋が置いてあって、小腹が空いた時など、よくもぐもぐしていたのだ。

食物繊維もビタミンも多くて身体にも良さそうと思っていたのだけど、どうやら今の私は食べすぎてはいけないみたい。

それに気づいたのは先日、中医栄養学の授業での一コマ。
「中薬処方に対する食物の禁忌」というのを習ったのだが、つまり服薬している漢方薬の薬効に反する作用を持つ食べ物を食べてはいけない、という事。

ふむふむ、これは私も知っていたけど、先生が「例えば気の巡りが悪い人で気の巡りを良くする薬を飲んでいる時に、食物繊維の多い食べ物を食べるとガスが溜まって脾胃まで気滞になってしまう。かぼちゃやさつまいも、乾燥した豆なんか食べすぎると気を滞らせるよ!」と話していた。

そう。まさしく、今の私。

胃の調子が悪くて、どうやらストレスによる気滞が原因の一つらしく、気の巡りを良くする漢方を飲んでいるのに、薬膳的に自然な甘みは胃に良いという知識からかぼちゃや干し芋を食べたり、タンパク質や老化防止に良いと思ってよく炒り黒豆を食べていたのだ。

漢方を飲んでいなくても、気の巡りが悪い人にとってはガスが増えてお腹が張ってしまってあまり良くない。

薬膳はオーダーメイドのご飯と良く耳にするけど、つくづく実感した出来事だった。

あの人にはいいけど、この人には逆効果、ってことが起こり得る。

気をつけてよくよく学んでいきたい。

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