見出し画像

石垣島「屋良部岳」トロルの舌の上から絶景を見て来て分かった登山するときの3つの注意点

以前、沖縄にある石垣島を訪れた際の話です。

観光の一環で、ドライブで行ける観光スポットを探していました。

現地にお住まいの方から情報を得たところ、「屋良部岳」から見た景色が絶景で、石垣島の観光スポットの中でオススメとのこと。

行ってみた結果、ものすごい絶景が広がっていました。

しかし、行くまでの道のりは、想像以上にハード。

僕が実際に屋良部岳に行ってみて分かった、注意点と感想をまとめてご紹介します。

1.注意①サンダル・軽装で行くのは危険

僕が訪れたときは、特に事前に調べずドライブ観光気分だったため、服装はサンダル・短パン・Tシャツという格好で向かいました。

移動中に、さすがに事前知識を得ておいた方が良いと思い調べたところ、約10分程度のトレッキングがある様子。

トレッキングをするに当たり、NGな恰好と書かれていたすべてが、僕の服装に当てはまっていました。

しかしここまで来ては後に引けず、そのまま向かうことに。

なんとか10分間のトレッキングをやって登り切りましたが、登りきったあとはサンダルも手足も泥まみれ。

事前にもう少し調べてよかったなと思いました。

今後行く予定がある人は、長袖長ズボン、汚れてもいいスニーカーで行くことをオススメします。

インスタ映え写真を撮ろうと考えている人は、撮影用の着替えの服を用意しておくと、より良いと思います。

2.注意②虫よけスプレー必須

屋良部岳山頂までの道のりは、狭いところでは幅30センチほどの山道を登ります。

その山道はほとんど舗装されておらず、唯一道しるべとなるのは、頂上に繋がるロープのみ。

舗装されていない山の中を登っていくようなものなので、虫やヒルに刺される可能性があります。

僕らは友人の1人が、たまたま虫よけスプレーを常備していたので、助かりました。

登る際は、虫よけスプレー必須です。

3.注意③ペットボトルの水があると良い

屋良部岳登山入り口までは車で行けるものの、そこから山頂までの10分程度は、山道のトレッキングをする必要があります。

僕が山頂まで登った当時は、雨が上がったばかりで、地面がぬかるんだ状態。

サンダルや手足は泥だらけ。

そんな状況なのに、汚れを落とせる物はウェットティッシュしか持っておらず、車に乗車できる状態ではありませんでした。

残念なことに、近辺に水道などの設備はありません。

結果的に、車が汚れる覚悟で乗車し、近くにお手洗いがあるところまで移動することにしました。

ペットボトル水を何本か用意していれば、車が汚れる事が無かったので、準備しておくことをオススメします。

4.行ってみた感想

10分間の登山は、想像以上に過酷で、危険な山道。

登山の途中で、「この先は虫やヒルが発生するため、軽装での登頂はお止めください」という看板がありました。

友人の何人かは、登るのをやめようと言っていました。

それでもここまで来て後には引けないと、なんとか説得して、一緒に登ることにしました。

「ロープを頼りに登れば大丈夫」と書かれた記事を読みましたが、ロープは途中で途切れているところもあります。

「ロープ無いじゃん」と、心折れそうになりました。

それでも諦めず、頂上に続いてそうな道のりを登っていくと、その先にロープが続いていました。

身軽な男性だと登れる山道ですが、一緒に登っていた女性の友人は辛そうでした。

大きめの岩をよじ登ったりと、男性のサポートがないと登れない箇所もあります。

何度も挫けそうになりながら、険しい山道を超えた先に広がっていた景色は、まさに絶景そのものでした。

「屋良部岳」の山頂にある「トロルの舌」と呼ばれる岩の上からは、石垣島全体を見渡すことができました。

ゲームやアニメ、映画の世界でしか見た事が無いレベルの絶景が、目の前に広がっています。

岩の先は一見危なそうに見えますが、その下に岩があるため、最悪落ちても軽傷で済みそうです。

屋良部岳、トロルの舌から見る景色は、一生に一度は必ず見ておいた方が良いとオススメします。

でも正直な感想を言うと、道のりが困難過ぎて、登るのは人生に一回でいいとも思った絶景スポットでした。

5.まとめ

「屋良部岳」に関するインスタ映え写真や、登山の入り口までの情報が載った記事はたくさんあります。

しかし、登山の道中に関する詳細が書かれた記事が無かったため、僕の体験をまとめました。

これから行ってみようと考えている人の、参考になれば幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

◆ 自己紹介はこちら ◆

この記事が参加している募集

休日フォトアルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?