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説得力を生み出す法則「AといえばBである」

「説得力」は、
人間関係において
必要不可欠です。

自分の考えに
賛同してほしいとき。

仕事を円滑に進めたいとき。

読んでくれた読者に
動いてほしいとき。

あらゆる場面で、相手を
説得しなければいけません。

説得というと相手を威圧的に抑える
 イメージを持たれがちですが…
 ここでは、相手に自分の説明を
 理解してもらいながらの説得を指します。

前回、
文章に説得力が必要な理由」
を書きました。

今回の内容は、文章のみならず
相手を説得するための具体的な方法を
お教えします。

それが「AといえばBである」です。

分かりやすく解説します。


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✔説明力をアップする
「AといえばBである」手法

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「A といえばB である」とは、
説得力のある説明をするために、
分かりやすい文法に表すための手法です。

たとえば…

「牛丼といえば、吉野家である」

この場合のA は「牛丼」
B を指すのは「吉野家」です。

A = 牛丼 B = 吉野家

これだけでは説明不足なので、
「どうして牛丼といえば吉野家なのか?」
の理由を補足します。

その理由として

・牛丼のチェーン店ランキングで
 吉野家はトップ。
・吉野家の牛丼は、安価で食べられる。
・牛丼は時間のないサラリーマンにも
 提供できるもの。
 その点、吉野家は
 大幅な時間短縮で提供してくれる。

以上の理由から
「牛丼といえば吉野家」と説明できます。


どうでしょうか?
説得力を感じませんか?

AといえばBであるにたいして
その理由を説明すると…

「だから、AといえばBなんだ!」
と理解が深まります。




✔説得力のない人の
 説明の仕方

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では、どういった説明の仕方に
説得力を感じないのでしょうか?

説得力のない人の説明は、
3つの理由があります。

①説明の順番がおかしい
②話の論理が破綻している
③自分の伝えたいことしか説明しない

ほかにも、
声が小さい、自信なさげといった
外見の要因は、今回は省きます。

また、本人の実力についても外します。
(医者や教師という肩書きは無視します)


つまり、
説得力のない人が説明すると…

自分勝手な内容を喋り、
説明すべき順番はバラバラで
話の論理すらもおかしなものに
なっています。


では、ためしに
説明力のない人の例文を書きます。


みなさんにイルカを
好きになってもらいたいです。
わたしはイルカが大好きなんです。
水中に住んでいるのに
哺乳類のような行動をします。
なぜならイルカは、
哺乳類で魚だからです。



どうでしょうか?


なにを伝えたいのか
理解できたのでしょうか?

おそらく、多くの人は頭の上に
クエスチョンマークが
浮かび上がったと思います。

「生きてる」に意味はない (30)


では、さきほどの文章を
「Aといえば Bである」
置き換えてみましょう。


イルカといえば、
哺乳類に分類されます。

水中に住んでいるのに、
なぜ哺乳類と分類されるのか?
理由があります。

・赤ちゃんを卵で産まない
・肺呼吸である
・乳腺から乳を分泌する

以上の理由から、魚類に分類されず
哺乳類だと説明できます。

みなさんにもっとイルカについて
興味をもっていただけたらと思います。

いかがでしょうか。

説明が分かりやすいし、納得できます。


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✔なにを説明すればいいのか
 迷ったら…

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説明力の不足している人は、つねに
なにを説明していいのか迷っています。

だから、順番から論理から
バラバラになってしまいます。

そういったときは、
まずは「AといえばBである」
当てはめてみて下さい。

当てはめて考えるだけで、
シンプルに伝える方法が見えてきます。


そして…

自分の説明に
なにが不足しているのか?

どういった順番で
説明すればいいのか?

「AといえばBである」
当てはめるだけで明確になります。



わたしも記事を書くときに
「う~ん、どうすれば
 分かりやすいんだろうか?」
と悩みます。

そこで「AといえばBである」を
本で学び試してみました。

すると、恐ろしいほどに
文章を作りやすくなったんです。

下のリンクは参考書籍です。
興味ある方は読んでみて下さい(^^♪



では、また。
失礼します。

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